【2183話】 堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~
2183.海馬もしくは大脳皮質に重大な
『ガト、私は取り敢えずアリス様、いや、ペトラ様を治して来ようと思うのだが?』
ダダ坊ナイスっ、それのが話が進む気がするぞ。
「そうね、頼むわ」
『なあ、探し人って何なのだ? 誰か探していたんだったか?』
ほら、絶望的だよ、ドラゴン。
「ほらっ! あったじゃないっ! アスタロトが残した探すリストっ! 憶えてない?」
『ん…… 全く記憶に無いのだぁ…… それにアスタ? 誰であったかぁ?』
「え? ええぇぇっ!」
なんとっ、赤トカゲのギレスラ君は自分に宿ったアスタロトまで忘れ去っているでは無いかっ! ビックリ!
急性の健忘症か、それともワチャワチャし過ぎたここ数日、いや数年のグチャグチャさのせいなのか、たぶんだが壁に突った時に負った頭部への大怪我も原因になっているのでは無かろうか? 先程からずっと頚骨が砕けた感じで頭を下げたままだし出血だってそろそろ死ぬレベルでドクドク出てるからなっ! もしかしたらこっちも治療した方が良いのかも知れない感じだ。
「あーそっか! 『偽神』、で『乱用』、さて『回復』! ……どう? 思い出せた? アスタロトの事?」
おう、ガトがいたな♪ このスキル、本当に便利だな、覚えようかな……
何気なく死に掛けていたギレスラは答える、既に折れていた首は元通りにしっかり立っている、効果は絶大だったらしい、良かった。
『アスタロト? あーあれか! あのゲッコーの三つ子の母親、の?』
それはステナじゃん! どうやら記憶に関わる部分は修繕に時間を要するらしい、暫らくお待ちください。
大人しく回復を待つガトに向け、一緒に歩いて来た三羽の烏骨鶏(名刺交換済み)が話し掛ける。
「アスタロト? あなた方は我が師匠をご存知なのかな?」
「えっ? 貴方達ってアスタのお弟子なのっ?」
「うむ……」
ここから話はグングン良い勢いでガンガン進んだ。
ドラゴンの回復を待つ必要なく様々な事実がどんどん明らかになって行くのである。
流石は混沌時代、もうぐちょぐちょでカオスで何が何やら把握するだけで難しい時代である。
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です。
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
いいなと思ったら応援しよう!
励みになります (*๓´╰╯`๓)♡