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【2155話】 堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~

第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~

2155.馬面で厚化粧な若作りの皺くちゃで半分スケルトンの腐乱死体風味の雌、出陣す

 恐らく健忘症じゃなくて先天性のパダンパに今度はラマスが先を促す。

「今の話が大事な所なの? アンタがこっちでぶっ倒れていた理由が一切判らないんだけど?」

『いや獣人とかダソス・ダロスの兄貴とかは特段大事じゃないっす!』

「そうなんだ」

 ミロブロの表情がはっきりと敵を見る物に変わっていたがパダンパは気が付かないまま話し続ける。

『まあ兄貴も獣人も全員回復系のスキル持ちっすからね、死ぬまでは無いだろうなーって思ってたんすよ! ……けどね、兄貴が段々血達磨になるじゃないっすか? それでガト様が切れて飛び出しちゃったんすよねー』

「ちっ! 仲間だったら当たり前だろ」

「お前が行けよ、ってか死んでこい」

 家族に続いて元々の主君アンド現リーダーまで…… 問答無用で襲いかかっていないだけミロブロの冷静さが際立つな…… まあ対比先がこれなんでイマイチ有能さが伝わり難かったのだがね。

「そう…… 馬面で厚化粧な若作りの皺くちゃで半分スケルトンの腐乱死体風味の雌も仲間の歓心を得る為に必死な訳ね…… 哀れなブス、可哀想に……」

『え、馬面? それにブスって…… もしかしてガト様の事っすか?』

「ん? 他に泥棒猫の毒婦とかいないでしょっ!」

 そういやそんな長尺の呼び名で統一していたな、勝手にだが。
 面倒臭くなりそうなムードに、ペトラが介入して話の先を促そうとする。

『ま、ガトちゃんが出たんならどんな相手にも楽勝だわね』

 ギレスラも続く、多分狙いは同じ、面倒臭さ回避が目的なのだろう。

『純粋な魔神だから勝負にならないのだ』

『いやー、それが違ったんすよねー』

『え? ガトちゃんがっ?』

『うっす』

『魔神だぞっ! 負けたのか?』

『えーもうズタボロっす』

「馬面で厚化粧な若作りの皺くちゃで半分スケルトンの腐乱死体風味の雌、が……」

『綺麗っすよ? お姉ちゃんも可愛らしいっすけどね、エヘヘヘ』

「まっ♪」

 それぞれが各々で様々な衝撃を受ける中、意外にも気が多い事が明るみに出たパダンパの説明は続いた。



お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です。
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。

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