【連載小説】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
あらすじ・目次
第三部 六章
リベルタドーレス ~解放者たち~
1416.同床異夢
真人間属性が圧倒的に高いガトは代案を述べる。
「この上ダソス・ダロスに負担は負わせないわよっ! そんな酷い真似させる位ならタロースでも呼んだ方がよっぽど良いじゃない! だったら悪魔だから魔力に強いし体だって頑丈なんだから!」
「おっ、アイツか!」
『ガト、ありがと…… グスッ』
『なるほどね…… 確かにあの鉄人だったらおいそれと壊れなさそうだったわね…… うんっ、悪くないかもね! レイブお兄ちゃん、タロースさんが代わってくれるんなら大丈夫なんじゃない? そうしましょうよ! 昔のアタシみたいにダソス・ダロスがうっかり死んでも耐えられそうだからっ! 万全よっ!』
縁起とか無視なの?
『なるほどなのだ、しかしそもそも金属板の起動はできるのか? アレ動かすには癒しの力が必要なのだろう? パッと見、破壊の力しか感じられなかったのだが?』
おお、ギレスラがまともに感じられる。
「無いわよ、見ての通り破滅の魔王なんだから、だけど力は本物よ、多分イケると思うわ」
「ん? どーゆー意味だ?」
「が、ガトさん?」
レイブに続いた黒熊マッチの問いに答えるガトの表情は、なんとも不敵な笑み、所謂ニヤリだ。
「ふふふ、タロースがその気になりさえすれば、色々煩わしいここの獣人達も薄汚いムスペル産のバイコーン、それに諸悪の根源になってるその金属板だって村ごと灰燼に帰せるって事よ、問題解決でしょ? うふふふふ」
誰だ、こいつを真っ当だなんて言ったのは…… 自分の浅慮が恥じい……
思いやり溢れる聖女みたいな属性かと思いきや、自らが惻隠した存在以外には熾烈で酷薄、メッチャサイコな闇属性を露呈してしまったガト。
残念な幼馴染を見つめるレイブの呆れ顔は当然だ。
「あのなぁ、灰燼って…… 殺したりしたら駄目だろう」
おっ、まともじゃん!
「何で? どうして殺したら駄目なのよ? タロースって凄いのよ? ここの獣人位だったら近付いただけで石に出来るんだから! 楽でしょ?」
うわあ!
「どうしてもこうしても無い、殺したら駄目なんだよ、駄目ったら駄ー目!」
「だから、どうしてって聞いてるじゃないの!」
「ふー、仕方無い、教えてやるかぁ、あのな」
おお、言ってやれ! 常識のスコールを受けさせてビッショビッショにしてやるが良い!
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です('v')
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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