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【連載小説】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~

あらすじ・目次 


第三部 六章

リベルタドーレス ~解放者たち~

972.アミュレットとタリスマン


 そもそも集落の周囲に設置する警報装置、アミュレットと、身に付けた人物を魔力災害から守るタリスマンとは一体どう言った代物なのだろうか、それについて一旦ここで説明しておく事としよう。

 アミュレットとタリスマン、どちらも同じく突然の魔力災害に対する防災グッズ、そう言って良い物である。
 首掛けや手首につけるタリスマンは文字通りお守り、そう言えるだろう。
 モンスター由来の魔石から、様々な魔道具等の動力として魔力を使い切った後、赤みを失い透明となったクズ魔石が中心に配置されている、パッと見お洒落なアクセサリーっぽい奴である。

 レイブが里の子供なんかにお土産で持っていく髪留めやブローチと違うのは言うまでも無くその実用性だ。
 中心で透明に輝く魔石の周囲には、『魔術師』の真骨頂とも言うべき『魔術』が施されている、当然だ、だって『魔術師』、なんだから。

 魔術、端的に言えば魔法が使えない人間が、術式を覚えて行使し、魔法と同様の効果を得る為の術である。
 粉薬を作る際の『無垢の魔力』すら干渉させない様にする魔力抑止や、逆に自身の生身の魔力、生命力を込め捲る事で万人に効果を及ぼす血清を作る術もその応用ではあるが、やはり、魔術師の真髄と言えば、里人達やその他の人間には習得不可能な『魔方陣』の描き方、それに他ならない。

 『魔方陣』、単純ではあるが使えない魔法の行使を可能にする方法であり、それは時に、本来ニンゲンでは行使が不可能な領域の魔法まで再現可能な、ある種、禁呪のたぐいともなり得る物でもある。
 だからこそ、幼くして魔力災害を生き延び、自身の生き様を選択出来なくなった子供達、『魔術師』達だけが直弟子にのみ伝承する事が許されている技術なのだ。

 この時代とは大きく違い、里人達が生活魔法に依るほとんどの技術を指先一つでスイッチぽんっ、代替え、いいや、上位互換で日々経験している皆さん、オーディエンスにはお話しても問題ないかもしれないな?
 何しろ魔法や魔術は疲れるし、そんなに便利な令和の時代に生きている皆さんが実行する事も無いだろうからね。(独断)

 魔法を使えない者が同様の結果を得るために使用する魔術、その真髄は魔方陣、コレは既に言った。
 では、魔方陣とは一体何か、どう描けば良いのか? だって?
 ふむ、書いてあるじゃん、『魔』、『方』、を描いた『陣』、そのままなのだ。



お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です('v')
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。

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