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【2133話】 堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~

第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~

2133.ざまぁへ

 ギレスラは一応犬猫部隊にも聞いてあげる、優しい。

『お前等はどうなのだ? 大丈夫か?』

『ん? 夜だったら私の主戦場だよ、だって夜虎だからね』

 なるほど。

「自分も余裕っすね、基本的に薄明薄暮性 (ネコ)なんでむしろ昼間より良く見えますから!」

「俺もミロン程じゃ無いですけどタペタム層で対応出来ていますんで、全然心配いらないですよ?」

 こいつ等は絶対ニンゲンじゃ無い、それは良く判ったよ。

『では、出発するか?』

『っっっ!』

 既に言葉を発する様な一人前の資格は持っていない、少なくない被害妄想でそう思い込んでしまったエバンガは思った。
 やはり自分には聞いてくれはしないのだ、と。
 念の為でもついででも蛇足でも良いから聞いて欲しかった、それを無視されたらされたでより落込むだろうけど……

 ここで、孤高の士でありながら周囲によって玉座にまで押し上げられた英雄、中身のエレカボール持ち前の鹿魂に火が灯る。

――――増やすとか何とか言っておいてどーせそいつが加わったらワタシが出て行くのを待つ算段でしょうにっ! 目に付き易い所でこそこそ話し合ってニヤニヤしたり、食事の時に少しだけ量が微妙に少なかったり? 雨宿り中にうっかりのていでワタシの私物だけびしょ濡れにしちゃったり…… くっ! あくまでも自発的に抜けるのを促す為にネチネチやられるのね…… 捨てられるって惨めな気分なのね…… はぁ~ぁ……

 ここで悪魔鹿が着火。

――――待てよ? 追放とかされるんだったらいっその事こっちから辞めてやるとか、どうだろ? 陰湿なイビリが無いだけマシ、かな? ん、でも…… あいつ自ら出てってくれたわ、ラッキー♪ とか? あーっ、やっぱ駄目だわ! 仮に杞憂でももしかしてとか考えたらはらわた煮えくり返るじゃないっ! ちょう、いいえ、超むかつくっ! だから、えっと…… うんっ、惜しまれつつ、ってのが良いわね…… 出来れば後釜のババ坊だかハタ坊だかが役立たずに思える位の秀逸さを見せ付けてから堂々と辞めてやる事にしましょ♪ ふふん、それなら良いわ! 泣きながら引き止めるラマスとカタボラに言ってあげるわっ! あら今更? ごめんなさいね、ワタシ忙しくって! ってね! おほほほ、楽しくなってきたわね♪ ……良し、少しだけ本気になってみましょう



お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です。
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。

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