【連載小説】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
あらすじ・目次
第三部 六章
リベルタドーレス ~解放者たち~
1514.賢者と愚者
あちらどころじゃない、こちらも馬鹿問題で大ピンチかも知れないのだが、そうとは夢にも思っていないメンバーがレイブ達にアドヴァイスを贈りだす。
「あっちのメンバー、ラマスちゃんだったっけ? レイブ、アンタの彼女に警告しておくとかで良いんじゃないの? 存在の絆経由でさ」
「そうですね、毎晩寝る前にコソコソ連絡しているじゃないですか? あの感じで注意してみればきっと大丈夫ですって、まずは今すぐあちらの状況を聞いてみましょうよ」
うん、そう思うよな、だけど……
「一方通行なんだよ」(ボソッ)
だよな……
「え?」
「何です? もう少し大きい声で言ってくれます?」
ふう。
「だから一方通行なんだよ、俺からのメッセージはラマスに届くけどあっちからの言葉はこっちに聞こえないんだってばっ! ああぁぁーラマスぅー」
「え、それって…… 片思いって事じゃ無いの?」
「それに厳密にはこちらの言葉も伝わっているかどうか怪しくないですかね、ソレ?」
「あああー! ラマスぅー!」
『グアォッ! か、カタボラーっ!』
『ジジジーッ!』
しっかりしてくれよ、情けない。
嘆いてばかりの役立たず達に代わって、頼りになるガトとシュカーラは解決策を考え始める。
「兎に角、今迄はアンタからの言葉は届いていたんでしょ?」
「おおおぉぉおおおぉぉ」
「確りして下さいよっ! どうなんです? 届いていたんですかっ?」
「よ、呼べば来てくれる位には……」
「なるほど、少なくとも勘違いや思い込みでは無いみたいですね」
「うん、だとしたらまだ打てる手はあるわね」
「ですね、こちらから有効な対応策を送る事が出来ますから」
おおっ、やはり頼りになるな! 思えば今回の観察にはこーゆー感じが足りなかったのだ。
何でもかんでも力ずくじゃなくてこーゆー繊細さが問題を解決するのである。
ボーっとしているレイブが賢いメンバーに聞く。
「えっと、何て言えば良いんだ?」
がっかり。 まあ良い、担当が違うんだと思おう、レイブは力持ち、レイブは力持ち。
ダソス・ダロスが勢い良く答える。
『ブフォ、馬鹿な奴等を動けなくすれば良いのではっ? ほら、毒か何か使うのはどうですっ?』
おいっ、その馬鹿共の殆どがお前の昔馴染みだぞ?
キャス・パダンパも負けられない感じで続く。
『そうですね、んで動けないうちに殺しちまえば安心じゃないっすか? へへへ、殺っちまえば良いんですよ、へへへ』
正気か? お前の母親も含まれてるんだぞ?
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です('v')
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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