【2244話】 堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~
2244.君の名は?
深刻そうな顔を浮かべるレイブとラマス、横からガトが助け舟を出す、救助しないと馬鹿ップルが今にも溺れ死にそうだったからだ。
「聖戦士なら善悪だけどもういないし…… 後進のナガチカも亡くなったのよね…… となると」
ふぅ、やっと気が付いたか。
ガトはバっと音がしそうな勢いで振り向いて言葉を続ける、が、何故か方向が野ウサギでは無くダソス・ダロスに向かってである、ケアレスミスかな?
「ダソス・ダロスの昔の仲間、鎧壁の名前って確かウィリアム・スミスだったわよね! それって善悪の時代のアメリカの聖戦士と同じ名前なんだけど、何か関係あるんじゃないかな? どう?」
そっち? それメチャクチャ多い名前なんだよ…… ハリウッドにもいた位普通なんだよな……
んなありふれた方じゃなくてめちゃくちゃ珍しい奴がいるじゃん、すぐ近くに!
ここでダソス・ダロスと同パーティーだった面子も話に参加し始める、因みに珍名ウサギもちゃんとパーティーメンバーである。
「ジャルダンねぇ、あいつが聖戦士と関係しているのかな?」
『ズィナミ、レでしてよ!』
「え?」
『レ!』
「レ・ジャルダンよ、又怒られるわよ」
「あ、ああそうね、レだったわね」
『しっかりしてよ』
『しかしレ・ジャルダンは鍛治王だぞ、代々の家業じゃないのか? ほれ、名前的にもピッタリだし?』
「えーそうなのぉ! 知ってたシエル?」
「ん? ジャルダンだったらガーデンで庭の事よ? 庭師とかのがしっくり来ない?」
『いや、スミスの方だよ、本名の方』
「なるほど」
「納得だわ!」
駄目だ…… そう言えばこいつ等揃って馬鹿状態だったな、もしかしたら元々かも知れないがいずれにしても頼りにならないぞ、これ。
『ね、ねえ、ちょっと良い?』
「どうした? ペトラ」
漸くか…… さっき言い掛けてたもんなぁ、ズバッと行けよ?
『うん…… レイブお兄ちゃん、外でしすさん見掛けなかった?』
そっ! いやそれも言ってたけどさっ! そもそも見れる感じの存在じゃないだろ、アレ……
「いいや気付かなかったけどな、どんな風体なんだ、そのしずさんって奴は?」
アレじゃね? 炎の大精霊とか身に宿してたりするんじゃね?
『しずじゃなくてしすさんよ! 見た目は、うーん? えっとぉ、職人ぽい感じでぇ、そうっ! 女性なの!』
そんなゆるりとした感じで見つけられたらそれこそ超能力保持者か大賢者入りだろ。
「見掛けなかったな…… ここでの話が一段落着いたら一緒に探してみようぜ」
『う、うんっ♪』
また出来もしない事を…… まあ見つける、ではなく探すに留めたのはそれなりに評価出来るな、なにせ探すだけなら自分自身の事だって旅行気分で探し回れるんだからな、まあ殆ど見つける事は出来無いらしいけど。
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です。
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
いいなと思ったら応援しよう!
励みになります (*๓´╰╯`๓)♡