【連載小説】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
あらすじ・目次
第三部 六章
リベルタドーレス ~解放者たち~
1543.フリースタイル
兎に角、上手いかどうかは差し置いて、グログロが抱いている気掛かりの内容は理解出来た。
要するに、化け物の筈なガトが想像以上に見れる、ってかグログロ的には綺麗だったからレイブ師匠が好きになっちゃう、どうすればぁ? って事だろう。
恋とか愛とか、ましてや横恋慕だとかやきもちだとか略奪愛だとか、今の所一切経験も興味も無いシュカーラが返事に窮する中、イェーイとかレッツゲリロンとか聞き様によっては品性下劣な発言をはき続けているグログロに背中側から声が掛かる。
「どうしたの? 若しかしてサカっちゃったかな? 僕まだ小さく見えるのに大変よね?」
ガトだ。
『あ、いや、リリック的にはパンチラインはそこじゃ無くて、えっとレペゼン一門な部分が主で、あの、その――――』
何言ってんだよ、ドタってんじゃん。
「ん? そーなの? 良く判らないけどレイブの事は任せておきなさい! このガトちゃんが請け負ってあげるからね♪」
『んなっ! ちょ、ちょれBring it on! 的な? い、意味でつ?』
Bring it onって、宣戦布告? かかってこいやぁ! か? コイツ二歳だろ? どこで憶えたんだそんなスラングばっかり……
ガトはこう見えて太古から存在している悪魔に育てられている、つまり教育もそれなりに上等、下品な言葉なんかちんぷんかんぷんなのである。
「ごめんね、その言葉も判らないんだけど…… でもレイブの事はちゃんとアタシが見張って置くから大丈夫よ! 彼女さん、ラマスちゃんよね? そう伝えて安心する様に伝えておいて頂戴な♪」
『えっ!』
「ん? なあに?」
『えっとぉ……』
言葉を詰まらせた後、改めてガトの顔を至近距離でまじまじと見つめたグログロは思う。
――――むうぅ、こうして近くで見てもとても毒婦には見えない…… 性悪? 少なくとも師姉達よりは随分善良そうにしかぁ…… ああ、美しいし何か良い匂いもするなぁ~ 誰だ? この素敵な女性を悪し様に罵った馬鹿はぁ! ……師姉と師兄達だったか? あーあ、あいつら馬鹿だったんだな~! ん? いやいや、優れた方々が懸念を抱いたのだ! まだまだ未熟なグログロが断じるなんて軽はずみな事は出来ないか? そうだな? 若しかしたらランディ師兄みたいに『幻影』とかで化けているだけかもしれないし、な…… 実はスケルトンなのかも知れん! 良し、もう少し確かめてみるとするかぁ…… だな!
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です('v')
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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