【1798話】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
あらすじ・目次
第三部 六章
リベルタドーレス ~解放者たち~
1798.仲間の命はとっても大切
視線を送りなんか良い感じっぽく夜空を眺めているレイブとペトラ、変温動物でどこかクールな冷血漢、ギレスラが現実に引き戻す。
『で? 魔力はどうするのだ? 死ぬ位に一気に過多にしなければ急激な成長は望めないのだぞ?』
『えっ! え? し、死ぬ? 死ぬんですか、私?』
レオニードの声は当然、普通の神経持ちならばそう来るだろう。
そんな彼の疑問も当然至極に流される、これもスリーマンセルには普通の流れなのだろう、初めての事では無いらしい、慣れてるんだなぁ、恐ろしい。
『そうよね、どうするレイブお兄ちゃん? さっきのご飯で代用出来るかなぁ?』
「さっきの? ああ、あれか! 何だっけ? コノ・カーノサ・カーナだったっけか?」
『む? この辺りには川が見当たらないが…… ペトラ、あれは草原や岩場でも捕獲出来る魚なのだろうか?』
それはもう魚類じゃ無いだろう。
『違うわよ、タンバーキラーの方っ! アレも美味しそうに食べてたじゃ無い?』
『ああ、あれは美味しかったですよ! マジで!』
アレはアレで死ぬかも知れんぞ? なにせモンスターの核、言わば魔力の固まりなんだからな。
反応良く荷物の中を確認していたパダンパが困った様な声で叫ぶ。
『タンバーキラーは残りが少ないっすよ! 困ったす…… これじゃ親父を殺せないっすよー?』
うん、度を越えちゃった家庭内暴力かな? 怖いよ?
こうして八方塞がりに陥ってしまったスリーマンセルのレオニード特訓計画は暗礁に乗り上げたかに見えた。
誰のせいとか考え足りずの馬鹿な目論見だとか色々意見もあるだろうが私はそうは思わない、全て貧しさがいけないのだ、彼らも又被害者、それだけは伝えておきたい。
つまらなそうに溜息を洩らすギレスラとペトラ、反して心の底から安堵の笑みを浮かべるレオニード、心はそれぞれ、いつの時代でも自由であるべきなのだ。
一人、腕を組んで熟考を続けていたレイブが徐に口を開く。
「仕方無いな…… 直接、生でぶち込むしか無いだろうな」
ん? シモかな?
『レイブ? 生で、とは? どうするのだ?』
ふむ。
『そうよ? 忘れているかも知れないけどアタシって雌だからね?』
やっぱシモなのか、レイブ最低だな……
「ん? メス? アレだぞ、アスタさんが作ってくれた空魔核にしたみたいにお前等なら魔力充填出来るかと思ったんだが? 男とか女とか関係あるのか?」
お、おお、そうだと思ったよ! アレなアレ!
『あーアレか! なるほどなのだ!』
『あ、アタシも想像していた通りの答えだったわ! ほ、本当よ?』
どうやら弟ドラゴンと妹イノシシも私と同様の見当だった様だ、良かった良かった。
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です('v')
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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