【連載小説】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
あらすじ・目次
第三部 六章
リベルタドーレス ~解放者たち~
1750.お報せ
――――おはようございます、暫らくぶりのお報せが早朝になりました事、まずはお許し下さいませ……
さて、この度、私儀、そちらを旅立つ際の予定通り、竜の里を訪問する運びと相成りましたので、取り急ぎご報告させて頂きます。
本報告後、時を置かずしてかの地へ赴き、竜王殿下に拝謁の栄を賜らんとするは、手前レイブの他に、次弟ギレスラ、末妹ペトラに加えまして、旅中で供とした元クルン・ウラフの勇士、ミロンとブロルの両名、更に道中の案内役を買って出てくれた魔獣、キャス・パダンパとなります。
こちらのパダンパはそちらでご活躍中のキャス・パリーグさんのご子息なのですよ?
彼とは旅の途中、偶然の出会いから共闘し、共に生き延び、互いに友誼を交し合えたのです。
なにやら深い縁、結び付きを感じるのは私だけなのでしょうか?
無論、同行するミロンとブロルもいづれ劣らぬ一騎当千、屈強な獣の血を色濃く残した歴戦の戦士なのです。
私如き凡百で中庸な者にとって、有難くも分に過ぎるご助力、下げた頭を上げる術を知らぬ愚をどうかお笑い下さいませ。
以上の顔ぶれで目指した地、竜王の里に向かうに当たり、実はお願いがあるのです。
と言いますのは他でも無い、旅の途中で出会った悪魔達の身の振り方に関わる重大事についてなのです。
まずはマナナンガル率いる悪魔達についてなのですが――――
「いや待って下さいよ! 何かヤケに固くないですか? お師匠!」
「だなもしっ! これ恋人に送る言葉? 他人行儀で余所余所しげソシャゲ、じゃね?」
「んだよ、途中で腰折るなよな! あっちにはもう通じちゃってるんだぞ!」
翌朝、仲間達が起きるより随分早く、坑道から出て『存在の絆』(片道バージョン)を送るレイブの周りには心配して付いて来た弟子シュカーラとからかい半分で冷やかしに来た魔術師教室の生徒筆頭ハンペラ、更に昨夜から何故かレイブの傍を離れない幼馴染ガトの姿があった。
いつも一緒のスリーマンセル、ギレスラとペトラはこれより早く、薄暗がりの中、ミロンとブロルを連れて狩に出掛けていた。
どうやら自分達が群れを離れる前に少しでも狩って備蓄を増やして置きたいと考えたらしい。
以前クズリのグログロが命懸けで届けてくれたラマスからのメッセージ、
『用が無いなら一々報告して来んなっ!』
以来、久しぶりの『存在の絆』通信を、同じくレイブとの『存在の絆』で出歯亀していた弟子と生徒が同時に駄目出ししたのである。
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です('v')
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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