【2130話】 堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~
2130.ニューカマーの影
『ぺ、ペトラ? ち、違うのよ! ちょっとさぼっちゃっただけで――――』
『さて! そうなるとラマスの次の獣奴を決めなきゃね! うーん、ミロブロはニンゲンだもんね…… そうなるとやっぱりレオ兄さん? か、パダンパ? かなぁ?』
『ダダ坊も獣奴的には空き家状態なのだ』
『あ、そうよね』
『ちょっとだけ、ほんの数ヶ月だけ、さぼった、だけなんだよぉ…… グスっ!』
数ヶ月…… 結構がっつりサボったなぁ、学期またぐ感じじゃん、リーマンだったら今期の査定ゼロだぞ? いや、解雇まであるぞ、ソレ。
『再生雨』から逃げ出していたカタボラが戻って口を挟む。
『ダダ坊? 誰なの?』
『元の森王なのだ、山よりも巨大な大猪、立派なジャイアントボアなのだぞ』
『うわぁ!』
『それに昔、ズィナミ院長やパリーグ姉さん、エンペラ達とパーティーを組んでいた猛者でもあるの、頼り甲斐しかない仲間になるでしょうね♪』
『うわうわうわあぁぁっ♪』
『少なくとも自分勝手に草原を駆けたいとかそーゆー我儘をほざくタイプでは無いのだ』
『根が真面目だからサボりもしないわよ? 数ヶ月をほんのとかも、絶っ対っに言わないだろうし荷物だって喜んで持つと思うわ!』
『うっわっあぁぁ♪』
何か喜んでいないか、カタボラ? ま、まあスリーマンセルの有様や関係性はチーム毎まちまちだ、外野である私がどーこー言えるモノでも無いからな、仕方無かろう。
当事者の承諾は兎も角、新メンバーの獣奴はダソス・ダロスで内定しちゃった感じだな、エバンガには自分が抜けて色々弱体化した元パーティーを見返す為にも新天地で頑張って頂きたい、それかそんな風な私小説でも練り上げて自己満足の陶酔に浸って余生を送って欲しい。
そう思いいつかそこらも観察してやるか、しゃーねーなー、そう私、観察者の決意が固まったと言うのにラマスの発言が空気を変える。
「確かにエバンガはどうしようもない…… そこはラマスも認めざるを得ない…… 弱いし、サボるし、年に数回はどこかに挟まっているし…… カタボラの情操教育的にもマイナスな部分しか無いし、寧ろ居なくなってくれた方がマシ! そう思う事だって頻繁に、ううんっ、毎日毎晩四六時中なんだけど……」
『ラマス…… ちょっと酷くない?』
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です。
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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