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【2126話】 堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~

第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~

2126.闇も又学んでいるのだ

 賢明なオーディエンスの皆さんにはもうお判りだろう、依り代は悪魔の影響を受け、同時に悪魔も又、依り代から少なくないインパクトを受けるのだ。
 だから自然、慎重になる。
 魂の波長具合だとか目的意識、性別や周囲の環境や生活習慣や文明レベル、シニセファリとか以外は結構厳しめに調査して選定するのである。

 ほら、皆さんの時代でもあるじゃん、ファンタジーとかで聖剣とか抜けないとか選ばれし者よとか? あれが悪魔側からの選別、こいつは駄目、これも駄目ぇ…… おっ! こいつ良えな…… よっしゃ、抜かれてやるかっ♪ 的なシーンだったりするのである。
 こちら側としても死活問題、なにせ永遠に影響を受けてしまうのだ、ご理解頂きたい。

 さて、観察を続けた結果、ラマスは邪悪な魔王ラマシュトゥを上手く御せているらしい。
 心から良かったと思える事態である。
 今後も是非頑張って、その薄汚い小姑の魂を根本から浄化して頂きたいものだ、頑張れっ。

 あっ、因みにだが老婆心で言わせて貰うと人間側が『誰でも良いから来て』みたいに呼ぶのも止めておいた方が良い。
 ど素人が適当に呼んだってマトモな悪魔は来てくれはしない、精々、レッサー、それも誰にも相手にされない邪霊レベルのゴロツキやチンピラだけだろう、憑依されても良い事は無いだろう、捕まるのがオチだ。

 どうしても有力な悪魔や天使、神を呼びたかったらちゃんと魔法陣とか学んだ上で、相手が望むスキルや知識の一つや二つ持ってからにした方が良いだろうな…… なにせこっちもリスクを冒す訳だからね? それに見合う対価は欲しいのだ、当然っ!

 砕いて例えるなら、頭脳明晰、スポーツ万能、眉目秀麗、明朗快活、公明正大、温厚篤実おんこうとくじつ、実家裕福、そんな感じの異性とお付き合いしたい! そう願っている場合、自分が相手を上回る素養を持っていなかった時には覚悟が必要になる…… そいつモテるぞ? これである。

 見た目も良くない、取り柄もない、ちゃんとするのは嫌いだ、面倒だし、頑張りたくないし、努力とか虫唾が走るっ! そんな人間に悪魔だって人間だって関わりたくない! それでも関わる場合には別の狙いがある時だけだ! 詐欺とか搾取とか詐欺とか口座とか詐欺とか詐欺とか詐欺とか詐欺だけだ。
 ザコ悪魔や悪徳ホスト、銭ゲバキャバ嬢や自称アイドル、国際ロマンス詐欺や優しい口調の訪問業者に騙されない様、是非気を付けて頂きたい。

 しっかり勉強して常識も身に付け、その上で屈強な四肢としなやかな躯体で人としての最善を尽くし、更に万人に突出した技や知識を得た後に求めるべきだ、悪魔来て♪ 若しくはお付き合いして下さい♪ と。
 そうすれば何とかマトモな方の上位悪魔が来てくれるかも知れない、天使も大体同じだが自らその呼称を選ぶ奴等は大体大仰で格式ばったりしている、ちょっとイタいし…… 参考にして頂きたい。

 そう言った意味では結構上位、スプンタの一柱でそれなりに有名なラマシュトゥを同化したラマスは普通以上には優秀だったのだろう、それこそ救世主とか英雄レベルでなければはなから相手にされていない筈だからだ。
 その結果、野生で粗雑で下品で非常識な女悪魔にも、知性の光や女性らしい慎みなんかが宿りつつあるのだろう、感動だ! 前回はカバだったしな……



お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です。
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。


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