【連載小説】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
あらすじ・目次
第三部 六章
リベルタドーレス ~解放者たち~
1532.ボーイズ
ペトラが思うと同時にギレスラも又考えていた。
――――にしてもグログロがこんなに成長しているとは正直思いもしなかったのだぁ…… 僅かな期間でこれ程の成長、いいや、一緒にいる間にも育っていたのかも知れんなぁ、我自身がそれに気が付け無かっただけなのかも知れぬ、きっとそうだ! うむ、弟子と侮ってはいかんな、皆、いつの間にか立派になり、そして我等の元を巣立って行くのだからなぁ、うーむ、喜ばしい様な物悲しい様な…… いやいや、師として弟子の成長を喜ばなくてどうするっ! 良い事なのだっ、そうに決まっているっ! しかし…… 旅を終えて帰った時ぃ…… 『グアァ、ギレスラァ、寂しかったよぉっ! エーン』とかってカタボラの言葉は期待できない、そーゆー事なのだろうかっ? むぅーん、萎える、のだ…… それだけを励みに頑張って来た、的な部分は否めない、いや、正直それだけしか頑張る意味なんか無いのだがぁ…… …………ん? んん? 『お帰りなさいギレスラ師匠、弟子カタボラがご挨拶致します』で『おお、立派になったなカタボラよ、最早我が教える事など残ってはいない様だ、はははっ、頼もしいぞ、ははははっ』んで『とんでもないです! ……ギレスラ師匠、グスッ、本当は俺、不安で、恐くて、グスッ、は、早く帰って来て欲しいってぇ――――』と来てぇ『カタボラ…… 旅の垢を落としたいんだ、水浴びをするから背中を流してくれんか?』からのぉ『は、はい…… 大きな背中が傷だらけですね…… 本当にお疲れ様でした、ギレスラ師匠』となってぇ『良いかカタボラ、ドラゴンたる者、人前で涙を見せてはいかんぞ? んん?』にぃ『は、はい師匠、うっかりしていましたっ!』をぉ『ニンゲンや獣奴は脆弱で心弱き愛すべき仲間なのだ、彼等の前では強くなければドラゴンとは言えないからな? 判るな?』的に諭して、からのぉ『まあ気持ちは判る、恐らくお前独りでこの群れを守ってきたのであろうからな』とか言えばぁ『し、師匠っ!』ってなってぇ『ギレスラで良い、ふふふ、ここには俺とお前しかいないだろう?』のぉ『ぎ、ギレスラァっ!』がぁ『ははは、又泣いているのか? 良かろう責めはせぬ、思う存分甘えるが良い、ふははは』にぃ『ああ、あぁぁあぁぁあーギレスラあぁー』………… 悪くないじゃないかっ! ってか全然萎えないじゃんっ!
そして同時にレイブも思っていた。
――――ラマスに会てぇなぁー
と。
思ったら居ても立ってもいられなくなってしまったらしく、隣でゲヘゲヘ気持ち悪い笑みを浮かべている竜を放置してグログロの背中に問い掛けてしまうレイブ。
「なあラマスは元気なんだろ? 会いたいなぁー」
素直かよ。
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です('v')
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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