【2061話】 堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~
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この直後、くれ騙し的に上げて落とされたミロブロには顕著な変化が見えた。
その日から日に数度、荒地ばかりの不毛の大地でどうやった物か? 野獣やモンスターといった獲物を捕まえ、鏡面前から動かない主達、ギレスラとペトラの為に供しだしたのである。
テキトーに流し見ていた為に気が付けなかったが、改めて注意深く見れば何やら手下的な悪魔を呼び出して命令を言い付けたりしているらしい。
そう言やこいつ等もそこそこの上位悪魔、魔王クラスだったもんな…… そうか、危機的状況で本来の力が覚醒したとかそーゆー? うん、割かし良く聞くよな、そんな感じっ、ほら、ラノベとかアニメとか? きっとそーなんじゃない?
食料は何とかなったが、代わりにミロブロ自体の姿形は随分変化してしまった。
元がヤツメウナギだったからか、結構大きめな鰓や鰭が凶器の様に突出し、本来の双眸以外に幾つもの複眼が終始ギョロギョロと蠢き捲り、口を開ければ円形の牙が隙間無く何重にも並んでとっても気色悪く、只佇んでいるだけで周囲にはそこはかとない生臭い匂いが漂うのであった。
因みにこの段でレイブは鬼女の群れと茨木童子、山姥をぶっ飛ばして今回も尻こだまを得られず前回同様がっかりしていた、まあ、これはどうでも良い、所謂、蛇足って奴だな。
肝心の食事を運んでいたミロブロ子分だが、パラトゥンカ直近の水場を経て小さなウズムシ、無論、通常よりは随分大きな悪魔入りらしい扁形動物っぽい奴がせっせと上納していた様だ。
皆さんの馴染み深い生き物で言えばプラナリアやサナダムシなんかの仲間、そう言えばお判り頂けるかと思う。
彼等は毎日毎日朝から晩まで、一所懸命にミロンとブロルの為に、どこから調達してきたのか木の実や牧草っぽい草、どうやったのか小型のモンスターまで運び込んだりしていたのだ。
一番多い獲物はカタツムリ等の陸生マキガイだったが、これはまあウズムシの本能がさせた事だろう、仕方がない。※ウズムシの主食は陸生マキガイです
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です。
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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