【1863話】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
あらすじ・目次
第三部 六章
リベルタドーレス ~解放者たち~
1863.再臨
かつての私がピンク色の象っぽい息子に生きる力を与えたのと同様に、ここカムチャッカで試行錯誤中の一座が一心に念じた応援にも効果はあった、当然だ。
具体的には声援と同時に送られた思い、想念が魔力を帯びて対象に届けられたのである、あ、この場合はレオニードに、である。
揃って神様入りの脇役達は生命力の量と質だけは段違いだ、早速レオニードの様子に変化を見せ始める。
『お? おおおっ!』
――――こ、この感じっ? 若しかして、来たのか! アスタロト様、です?
『うむ、我が名は魔神アスタロト、クフフフ、何やら聞きたい様であるな、ネコよ! 良かろうっ! 答えてくれようではないかっ! クフフフ、フーハッハッハッハーァ!』
『おおっ! お待ちしていましたぞアスタロト様っ! ……しかし、なんかギレスラ君の話し口調に似ているんですね?』
『当然であろう! 我とギレスラは一心同体、いや三分の一心同体と言うべきであろうか? まあ、そんな感じだからな、こうなるのも道理であろうよ』
『なる! 尤もですね! んでも応援、効くんですねぇ、びっくりですよぉ』
『うむ、応援は効くのだぞ? 生命力、所謂魔力は本来維持される物なのだ! エネルギー保存の法則、だったかな? アレと同じ感じでな、失ったエネルギー分の消耗量が動作に伴っていない場合、余剰に消費した魔力の一部が応援の対象に移譲されているからなのだぞ? 砕いて言えば呪いの逆、寿ぎとでも言えば判り易いかも知れんがな…… ほれ、言葉の力とか呼ぶ物であるな! 縁起が良いとか忌み語とかポジティブシンキングとか、あんな感じなのだな』
『あーそーゆー! なるほどストンと来ましたー! じゃあ応援とか意味あるんですねー』
『勿論なのだ! 我々悪魔や神が受ける信仰によって力を得るのと同じ理屈だぞ? サタナキアなんかそれが全ての源泉だったりするからな? ほれ、応援とか只叫んでいるより疲れるであろう、アレ対象にエナジーチャージしているからなのだぞ、判るか?』
『判ります判ります! 今実感してますしっ! あれ? でも魔力って事はアレです? 息子や友達達の中にいる神様とかも私に入っている? とか、そーゆー?』
うん、気が付いたか…… 確かに理屈的にはそーなるよな…… 懸念は的を射てるぞ。
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です('v')
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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