【2243話】 堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~
2243.伝統の死
さて、こちらは伝統がぶっ潰れた未来である、レイブは天空海部屋の所属力士として誉れ高き東の横綱、ディスティニー横綱となったらしい。
他に北のフェイト横綱、西のフューチャー、南のロットなんかもいるのが容易に想像出来る、伝統は死んだのだ。
ガトは口煩い野ウサギをチラチラ気にしながらも聞かずにいれない。
「じゃあアンタは敵を打ち倒してその…… 横綱連名に勝ったって事なのよね?」
「流石ラマスのダーリンだわ♪」
手放しで喜ぶラマスに只のキープ君は渋ちんで首を振りつつ答える。
「いや、そんなに簡単じゃ無かったんだ…… 四体の化け物、四横綱までは順調だったんだけどな……」
「そうなの? 駄目じゃんダーリンっ!」
「聞きましょう、ラマス」
「う、うん……」
「……ふぅ、四横綱を倒した後、当然スーパー横綱エクセレント達から呼び出されたんだが……」
は? 何それ?
「こいつは狐の化け物だったんだがな、当時の俺じゃとても相手にならなかったんだ……」
ゴクリ
「そ、それで?」
「それで? 無論鍛え直したに決まってるだろう?」
…………へー
「二年後、何とか狐女、玉藻とか何とか言う奴を倒せたんだけどな…… 結局尻こだまは取れなかった…… 女だからな、ちっ! こっちは死に物狂いで頑張ったって言うのにだぜ? それにその後は続け様に縦綱からの呼び出しだろ? 流石に参ったぜ!」
え? はっ? た、縦綱? 何それ? Gストリングスの事かな?
「で、ダーリンはどうしたの?」
「もう一度鍛えなおしたのさ! 最初からな…… 大洗の浜で鮟鱇鍋を食べる所からだぜ? そりゃぁきつかったよ……」
「うっ! そ、そうなんだね、グスっ! で、勝てたの?」
何だこれ?
「何度目かの挑戦で縦綱を倒して、いよいよウルトラ縦綱アルティメットに挑戦したんだよ! で、コイツ! アンラ・マンユを手に入れたって訳さっ!」
「わぁっ♪」
「やるじゃない♪ 流石はレイブだわね♪」
うん…… 思っている数倍以上にレグバ共が文化破壊、所謂、バイオレーションオブトラディションだった事を思い出せたよ、流石はトリックスター、そりゃ色んな宗教から嫌われるよ……
「まあこれがあっても聖戦士? って奴を見つけ出さないといけないんだけどな~」
「そうなのね?」
「ああ、こっちに生きていれば良いんだけどなぁ~」
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です。
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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