【1975話】 堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~
1975.万々歳
ここで新たな長老の依り代、ウズラカメムシについてご紹介しておかねばなるまい。
臭いカメから乗り換えた先、カメムシってぇ! そんな風に感じられている諸兄もいるのでは?
そりゃそうだ、臭いから臭いって安易だろうがぁっ!
ふぅ、残念だ…… 本当に残念至極ですね…… 諸兄……
んがぁっ、何がだよっ! カメムシったら臭さの代表じゃねーかぁっ! うらあぁっ!
そこです。
どこじゃっ、ごらぁっ!
ウズラカメムシ、皆さんが思っているカメムシとは全然違うんですよね。
えっ、ち、違うの?
全然、もう全っ然っ違いますからねっ!
あ、え、う、うん。
皆さんが思うカメムシ、緑や茶色のそれって群れを成して稲とか夏草に集る、アレでしょ?
う、うん、あと夏場の夜にコンビニの照明なんかにいる臭い奴だよね?
あの匂い、ストレスによる警戒臭もあるっちゃああるんだけど、主に仲間に対する繁殖臭、つまりフェロモンの匂いだったりするんですよね。
えっ! あの悪臭が?
そうですね、因みにお年頃の人間が発する匂いも大概ですけどね。
あ、そうなんだ…… ゴメンナサイ……
いいえ、お気になさらずに、で、集団性が強いカメムシ程匂いが強烈な訳です、仲間内で自分をアピールする為に必死に匂わせている訳です、皆さんが髪型や服装なんかを頑張るのと一緒ですね♪
う…… ゴメンナサイ……
いえいえ良いですよ♪ でっ! ロシアの極東に暮らすウズラカメムシ君、彼等は集団を形成しない、所謂一匹狼的な種類な訳です。
ふむふむ?
ですから他のオスと争って必要以上に臭かったりしないのです、ここまでオケイです?
まあオケイ、ですけど…… えと、本当に? カメムシなのに?
ええ、感覚は個人差ですけど特段臭いとは言われてはいませんよ、現地ではカラッと揚げておつまみとかにもされている位ですし。
うぇっ、マジで?
マジですよ! パクチー、コリアンダーっぽいって言われているそーですよ?
へ、へー…………
と言う訳で現在の長老は臭くは無かったのである、万々歳♪
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です。
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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