【1868話】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
あらすじ・目次
第三部 六章
リベルタドーレス ~解放者たち~
1868.洗脳された世界
一旦受け入れてしまった理不尽は止まる事無く要求を重ねてくる。
『まあ基本のグルグル力を高めてからでないと同じ危機は何度でも襲ってくるからね』
『グルグル力? そう呼ぶの、あれ』
『何? 何か文句ある訳?』
一度受け入れた心は何度でも理不尽の侵略を許す、今だけは別に良いか、ってな感じで過ちを繰り返すのである。
『ううん、良いネーミングだよね、グルグル力、うんっ、良いよ』
洗脳やマインドコントロールと聞けば大仰で自分達には関わり無い事、そう思われる向きも多いだろう。
しかし、安易な迎合はいとも容易く苟合に変わり、妥協と追従が当然な野合組織へと成長していく。
広い意味で見れば友人関係や恋愛、職場、国家に於けるステレオタイプもこれに当たる、つまり全然遠くない、寧ろ社会とか世界、人間の普遍的な価値観すらも同様に作られ受け入れられた物なのである。
暑くも寒くも無い時期でもしっかり服を着る、人間だから、とか?
関羽だったら青龍偃月刀でしょ! 漢代末期に? 凄いね。
サミットやるからパンデミックは終了だ! ほえぇ~っ?
神は自らに似せて人を創造された! ほう? ニキビとか大腸菌とか回虫とか、もかな?
可愛いは大正義っ! 足とか臭くても? そう……
お判りだろうか、世界は洗脳に満ち溢れているのである。
信じてしまえばそれっきり、服は着ないと変態だし、関羽は北宋末期の水滸伝での英雄、関勝と同一人物で良い! この際だ。
コロナは急に普通の風邪になったし神様は肛門が痒かったりするんだろうし可愛い物は大正義、幼稚なんかじゃないっ! 鼻声で頑張れっ!
それが世界だ、戊辰戦争後のクーデター政権に従ってお暮らしな皆さんであれば良くご理解頂けるのでは無いだろうか。
まあ有史以来、とりわけ社会制度構築後の世界は大小程度の差こそあれ、何らかの洗脳や思い込み、妥協やおもねりの中にドップリでザンブリ、ドンブラコッコである、大した問題では無いだろう。
きっとあったさっ! 青龍偃月刀も蛇矛や方天画戟もあっただろうし孔明の冠だって大きかったに違いないっ、首の鍛錬にも最適だったと思おう。
あー可愛いカワイイ、可哀想な位に可愛いよ、うん、可愛いだけで充分だっ、鼻声で頑張れっ。
中年過ぎた辺りで懐かしの何チャラとかで再注目されたとしても、死ななくても済む程度に頑張る事を期待しよう…… ね、ほら、UFOっ! とかラブなマシーンとか週末ヒロインとかさっ、ね?
植物、特に森の守護者として物を言わせて貰えるならオイッお前等、フィトンチット舐めんなっ! だが、まあ良かろう、この観察には関係無いからな……
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です('v')
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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