【連載小説】堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
あらすじ・目次
第三部 六章
リベルタドーレス ~解放者たち~
1685.ソリューション?
この様に、自分を信じる信徒の受難に心を痛める親切な私、観察者とは違い、阿呆の言葉で調子に乗ったバアルは一層ご機嫌になって答える、いい気な物だね、全く。
「さて、君達もそれで良いかな? えっとぉ、骨とチビ骨だったよね、確か?」
そんな雑な固有名詞を受け入れた訳では無いのだろうが、面倒だったのかイザベラと七人のちびっ子は頷いて話を進める。
「は、はい! そうして頂ければ我々も一安心です! ありがとうございますゲベレイジス様っ!」
「「「「「「「ありがとうございますっ!」」」」」」」
「良いって♪」
「あの、これからはサルモクシス様だけでなく貴女様にも祈りを捧げますので」
「は? それは違うでしょ? そこは兄様だけに信仰心の全てで向き合わなきゃ駄目じゃん! 不敬だよ? 良いの? 滅すよ、マジで」
「わ、判りましたっ! す、すみません」
「「「「「「「すみません」」」」」」」
「全くっ!」
ほら、面倒臭い。
急激に気まずくなり掛けた場のムードを誤魔化す様に、イザベラは長いすの上でキョロキョロしているカーミラに話を振る、とても判り易い展開だ。
「良かったですね、お嬢様! さあ、お嬢様からもゲベレイジス様にお礼を申し上げないと!」
今回は我が儘では無く素直に頷いたカーミラは体を少し起こしてバアルに頭を下げる。
「あ、あの、ありがとうございます、ゲベレイジス様…… それと腰が抜けてしまいましたのでこんな所から失礼します」
今回はバアルちゃんのぐずりは出なかった、所謂イヤイヤポイントから外れていたのだろう、良かった。
バアルは依り代の見た目通りに慈愛に満ちた笑顔で答える。
「良いよ良いよ! 見ればまだ若いのにちゃんと謝れて偉いじゃない! 実力的にもこんなに沢山の骨を率いるだけの事あるんじゃないのー? ふふふ、顔とかも可愛いしさっ! 将来的には妾の側近とかを目指すのも、はっ! ………………」
言葉の途中で何故か黙ってしまったバアルだが、周囲の面々は口々に追従を始める、まずはハスドルバルからだ。
「ありがとうございます我が君! これらも喜んでおりますぞ!」
親父は負けたくない。
「かねてより流石流石とは思って居りましたがまさかこれ程とは…… いやご立派、温情溢れる英邁なご決断! また笑顔がお美しくも麗し過ぎて…… あれ? 何故涙が? ああ、お優しくあらゆる面で衆に秀でた超越主にお仕え出来る喜びの感涙でございましたー! あははは、これは失礼をっ!」
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です('v')
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、
皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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