【2249話】 堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲(プレリュード)~
第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~
2249.語尾修飾
まあ当時はアニメとかのグローバル展開も最盛期だったしけしからん海賊版なんかも氾濫していた時代だ、ロシア少女のエカテリーナが知っていても不思議は無い。
しかし、なろう版となると話は別だ…… 何しろカトリーヌからすれば外国語、しかも言語の中でも習得困難な口語と文語が入り混じる小説投稿サイトまで熟知しているとは…… かなりの拗らせ具合だった事が伺える、こっちはこっちで凄い…… キモ……(アゲイン)
とは言え、本家の奴と違ってペジオにはグラトニーなんか使えない、こっちの観察でグラトニーは食いしん坊な饅頭屋さんなのである、それ以上の広がりは起こり様も無くカトリーヌを『異種混淆』で自分へと合体させようとするペジオ。
直前、彼女はしっかりとした口調で言ったそうだ。
「吸収した後、アタシの所持スキルはペジオ・ユウキ、貴方に移るのよね? あっピロシキ」
ペジオは答えた。
「そうだな、あっ味噌汁」
「安心したわペチカ、だったら一つ絶対守って欲しい事があるのカチューシャ」
「絶対…… それは? あっえっとぉ、し、しゃぶしゃぶっ!」
「合体後、アタシの祖母、ナターシャから受け継いだ結界が動き続けているのに気が付く筈バラライカ、それを起動させ続けて貰いたい、ううん、決して停止しないでトロイカ」
この辺りでペジオは思ったそうだ、こいつまだ結構元気なんじゃ? と……
思ったが思ってしまってはいたがカトリーヌは語彙に反して見る見る間に石っぽく変じていく、となればペジオとてその願いを無碍には出来ない。
「判った、約束しようイクラ」
「スパシーバ ペジオ、イクラ」
「ウサギとキメラった俺はそこらの人間よりもずっと長生きだ、出来る限りの間、必ず結界を張り続けよう、安心してくれアジト」
「これで思い残す事は無いわアジト」
カトリーヌは殆ど石化した顔を歪ませて少しだけ微笑んで言葉を続けたそうだ。
「じゃあやって頂戴、キヨスク」
「ダ スヴィダーニヤ カトリーヌ、キヨスク…… 『異種混淆』」
残念ながら最後のはペルシャ語由来で厳密にはトルコ語だったが、こうしてカトリーヌはペジオウサギと合体、キメラとして吸収されたのだという…… しかも日本ではキオスクのが令和の標準だ、残念至極。
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です。
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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