【2049話】 堕肉の果て ~令和に奏でる創造の序曲
第三部 六章 リベルタドーレス ~解放者たち~
2049.閑話に分析
アスタロト重複のワーニングで偶然幼馴染の無事を知り得たハンペラは大きな声で言う。
「早くするしっ! ぽんミロっ!」
「はいはい、急いでますよー」
である。
少し補足を入れるならば、レイブと水虎っぽく登場したシュカーラが抱き合って踊った直後、丁度映像が切れて中断、再び再生させようと近付いたペトラをブロルが制止、曰く、
「一旦魔力充填しません? そろそろ切れる頃合いじゃないですか!」
で、ギレスラのブレスで再充填、現在バッテリーパックっぽくエンジニア役のミロブロがしすさんに装着している所なのである。
判り易くいらいらしているハンペラにガトが慰める様に言う。
「でも良かったわね、シュカーラ君も無事で」
ハンペラはそっぽを向いて答える。
「べ、別にっ! 何かガトポン妄想強めじゃね? アァシは只――――」
「ただ?」
「あれなり! ど、同性の偏向的な性的充足感を得る為の行為とか? 愛とか恋とか綺麗な言葉に置き換えた終りの無い下劣な相互満足がどんな結果に至るか、その入り口を見てみたいってか、見てあげようかな? 位の気持ちに過ぎなかったんよ! 本当はどーでも良いんだけどさっ! まっ、暇潰しぃ? だわさ♪」
言い回し。
「へーそうなんだー」
「とーぜんっ! …………んっもう、まだなん、ぽんミロっ!」
「はいはい、もーすぐですよー」
「たくっ!」
「うふふ♪」
甘酸っぱいね……
あまり観察の本質には関係なさそうだ…… 仕方ないから私、観察者なりの分析を追加させて頂くとしよう。
日本に飛ばされたレイブはどーにかしてあの渓谷、カッパ共の住処に辿り着いた、と。
んで、どーにかこーにかした結果、お相撲になって尻こだまを狙われ今に至る、らしい。
一方シュカーラは別の経路でカッパの谷へ、どうも彼等の主、水虎様扱いをされていた様だが、こっちは恐らく見た目の類似性が原因だろう、禿げてるし鱗塗れだしな。※水虎についてはお調べください
ここまでは鏡面の映像から誰にでも想像出来る事だろう。
そしてもう一つ、ここまでに得られた情報から判った事がある、やはり日本、バアルの領域に閉ざされた世界では時間の流れがこちら側とは違っているらしい。
でなければ、レイブがカッパと殺し合うほどに関係を拗らせたり、どれ程都合良く立ち回れたとしてもシュカーラが神様的になったりはしないだろう、数日間で。
それに再会を果たした二人の抱擁…… たかだか二、三日会えなかっただけで舞い踊る事は流石に無いんじゃなかろうか? それこそ同性愛者じゃ無いんだし。※違うとも言い切れません
お読みいただきありがとうございます。
感謝! 感激! 感動! です。
まだまだ文章、構成力共に拙い作品ですが、皆様のご意見、お力をお借りすることでいつか上手に書けるようになりたいと願っています。
これからもよろしくお願い致します。
拙作に目を通して頂き誠にありがとうございました。
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