【四谷学院のリアルな姿】2学期第1週目の授業を振り返る-京大の過去問が増え、即戦力の知識も増えて-
久々の授業振り返りです。9月中に負債も全て書き上げたいですね。受験当日、スマホさえあれば確認できる状態になっているのが理想です。解法まとめの投稿も、冬に入るまでにはやりましょうかね。
後、ついでに告知です。質問箱に模試関連の投稿をしてほしいって来てたので、今週、夏の共テ模試の結果&徹底比較を趣旨とした記事を投稿しようと思います。今週末に共テ模試があって、そのための勉強にもなりますし。金曜の夜に大方完成させて、土曜の夕方に投稿するのが理想です。
それでは驚く程本編が長くなっていたので、早速見てまいりましょう。毎週このボリュームかと思うと先が思いやられますが、未来のために頑張ります(私も、来年以降の四谷生にも需要があると信じて)。
特選クラス
特選英語総合
四谷学院の授業で1番ボリュームがある(と個人的に思っている)この授業。2学期最初からどっしりきましたね。早速知識面を列挙しますね。
follow aroundは「〜につきまとう」
性質を表すofは訳出不要
分詞構文やSVの補う必要を見極めて訳す
省略は前置詞がいたら前述のものを、違ったら分詞構文でbeingを補う
lotで「〜な奴」と表現することがある
副詞のanyは「いくらか」「少しでも」
仮定法がどのような条件で仮定しているかを気にする
be conditionedで「to」なら「慣れている」、「by」なら「〜を左右される」
thisを時を表す表現に重ねていたら「今 時を表す表現」と訳す
simply notは全否定で「決して〜ない」「全く〜ない」
the 単数名詞は単数名詞の総称
not A and Bは「AもBもない」「AしてBすることはない」
be supposed toは「〜するように思われる」「(規則、約束、習慣などにより)することになっている」
would just as soonはrather thanに近い表現だが、少し皮肉っぽい
learn toは「〜するようになる」「〜できるようになる」
ざっとこれくらいです。メモの筆が珍しく乗っていましたね(初日だったからかもしれません)。来週以降もこれくらいは新たな発見をしたいです。
京大英語
これは1学期までと趣旨はそこまで変わりません。過去問に喰らいつきましょうって話ですから。難易度も(今のところ)安定していますし。それでは知識の発見です。
自由英作文を書くには英作文の技を200個以上持っておく必要がある
読解をするときは言い換えと対比を意識
対比構造が起きているときは主張の部分だけが対比されているので、他の部分は共通項が多い(対照実験みたい)
文末の分詞構文は結果か付帯状況になりがち
過去形を書くときは時を表す副詞が必要
前置詞の中には副詞として使われるものがある
if節のthen、just as 〜 so SVのso、関係詞の先行詞に付くthatやthoseは訳さない
関係代名詞の並立と二重関係詞の違いに気づく
canやcouldを訳すとき、可能で訳すと+の意味しかないが、可能性で訳せば±どちらの意味も出せる
create、generate、produceは主語と目的語に原因と結果の関係を作る
動詞の直後にthatがきているとき、大抵その動詞は「思う」「言う」系
What 名詞 SVではWhatは「どんな」か「あらゆる」の意味になる
Whatever 名詞 SVではWhateverを「あらゆる」と訳す
according toは専門知識から引用するときにしか使えない
結局を意味するafter allは文中か文末で、もし文頭にあったら「何故かと言うと」のように理由で訳す
It/This is the first time SVで「SVしたのはこれが初めてだ」
SV for the first time in 時間で「SVは時間ぶりだ」
第2文型のappearは「〜のようだ」でseemに近い
little more thanはno more thanと近い意味で「ほぼほぼ〜に過ぎない」
highwayは「幹線道路」
impose A on Bで「AをBに課す」
dismiss A as Bは「AをBとして見捨てる」
これぐらいにしておきます。個人的にこの授業は聞いてて凄く楽しいので、これからも吸えるだけ吸い切りたいところです。また前置詞の話はまだ私も吸収しきれていないので、色んな教材で見比べてしっくり来たら記事にしますね。
文系現代文演習
特に変化はないです。強いて言うなら、
「〜ではない」を見落とさない
並立関係を見破る
くらいです。丁寧な読解が求められますね。参考書で補強します。
背景知識として内容を申し上げますと、歴史叙述はいかにして歴史叙述となるのかって話でした。論理国語の教科書に載ってるあれです。やった覚えがある人は、これを機に読み返してみてください。
文系古文演習
しれっと昇格を果たした古文です。ちなみに選抜クラスの文法の授業では格助詞の話をしていました。
少し関係ないのですが、古文の授業で京大の現代文は理由→結果の文章の流れで「理由がどういうことなのか」というのを詳しく聞いてきてるらしいです。次の現代文では、これも参考に記述の練習しようと思います。
それでは古文の記述について。説明問題では理由(=条件)→結果を本文から攫ったあと、古文常識も入れながら書いていくと模範解答に近づくそうです。分からなかったら、直訳だけ書いておいて部分点を取るのも手。ちなみに、本文から攫うってのがそこそこ難しくて、遠回りに書いて匂わせてくることもあるんですよ。「占いで極楽往生するという結果が出る→占い通りになったと後述される→あぁ往生したんだ(=死んだんだ)」みたいな。また、説明問題は肯定文で終わるのが良いそうです。採点者も気分の良い文章を採点したいのでしょう。
次に知識です。自分で使いこなして便利だなって思ったのは「仏教説話は最終的に仏様を称える方向に向かう」という古文常識(?)です。記述にこの要素を入れたら「模範解答以外で初めて見た」と講師の方に言われました(まぁそこ以外で点取れてないから、結果は惨敗なんですけどね)。皆様も記述の手掛かりにお使いください。その他知識でいきますと、
場所+助動詞なり(なる)=存在の意
名詞+「に」のとき、その「に」は格助詞or断定の助動詞
亡くなるの言い換えは、「はかなくなる」「あさましくなる」「むなしくなる」「いたづらになる」「ともかくもなる」「絶え入る(気を失うって意味もある)」「後る(隠居するって意味もある)」「失す(いなくなるって意味もある)」などがある。現代だと「他界する」や「鬼籍に入る」など
助動詞の「る」「らる」が命令形になるとき、意味は「受身」か「尊敬」になる。また命令形のとき、主語は「あなた」で訳す
くらいでしょうか。後は古文単語や文法が多かったです。
文系数学演習
今回から黒板で解説される講師の方の授業では、模範解答をメモ→自分の解答と照らし合わせる、というやり方を取ることにしました。講師の方の解答を持っているという安心感に勝るものはありませんからね。
ちなみに、特選クラスの1学期の内容が2学期の標準クラスの内容と大体対応していました。友達に定期的に見せてもらおうか画策中です。
それはさておき、知識面を記述して参りましょう。
図示するときは分かりやすさ重視
数学的帰納法はある1部分を証明するのに使っていい(=頼りすぎる必要はない)
微積分で定数と変数の切り替えに気をつける
整数問題は条件が多いものを軸に解答を絞る
和積の公式を覚えるべし
無理数の証明は取り敢えず分数にして置く
係数の掛け忘れを無くす
図形問題は指定されていないときは色んな角度で試し書きする
くらいですね。どちらかと言うと、55段階やプリントを駆使して技を増やす方が大事かもしれません。
地理演習
第三次産業が始まりました。覚えることが少ない分、その場その場での対応が求められるので、苦手な人が多いそうです。例えば「何故外国人観光客の割合が多いのか」という問題に対しての解答が「外国人に好まれる宿泊施設の充実」「歴史的遺産や都市文化施設など、特徴的な観光資源の存在」だったり。経験が物を言うってこういうことなんだなって思いましたね。
それでは知識面に参ります。小売業、通信、交通、観光全部見せです。
百貨店は買回り品(色んなお店で比較して、最終的に買うか判断する品)が多い
コンビニは店舗数は多いけど、1店舗ごとの売上は少なめ
コンビニは限られた売り場面積に、ありったけの商品を詰め込んでいる
大型スーパーやコンビニはPOSシステムやチェーン方式を駆使して、販売額を伸ばしている
家電大型専門店は就業者数が圧倒的に少ないため、就業者1人あたりの売上がずば抜けて多い
専門店は主な取り扱い商品群が全体の90%以上のお店(精肉店や鮮魚店など)で、中心店は主な取り扱い商品が全体の50%以上のお店(書店に雑貨や文房具が販売されている感じ)
通信手段の発達はアメリカが冷戦時に作ったものを民間に解放したのが始まり
デジタルデバイド(情報格差)は先進国対発展途上国、同じ国における情報インフラ整備が発達している地域対発達していない地域、個人間の年齢の違い、などにより発生し、収入や機会の差も生んでいる
日本は電車の乗り心地がいいから、旅客を電車で運んでいる。他国は大陸横断鉄道に代表されるように、資源を運ぶために開通させた
リベリアとパナマは税金が安いため便宜置籍船国(国の船として登録すること)に使われる
発展途上国や新興国に船籍国が多いのは、乗組員の規制が緩く、法律をかいくぐれるから
船には貨物船、オイルタンカー、コンテナ船などの種類がある
空港乗降客数として多いトップ3はアトランタ、ドバイ、羽田
国際観光は「新興国の所得増加」「格安航空会社の拡張」「ビザ発給要件の緩和」などにより発展した
ビザ発給緩和の恩恵を1番受けているのは中国
日本人はマナーがいいと長年の慣習(?)からされているので、ビザ発給が障害になることはない
インバウンドは海外の人が日本に来ることであり、逆はアウトバウンド
ワーキングホリデーは日本がオーストラリアなど(観光資源が多くて、治安が良く、人口が少ない国)の間で結んだ就労休暇
バカンスはフランスなどの欧米諸国が、主に夏(晴れの日が続くor雨が少ないと表現)の期間に取る長期休暇
ハードツーリズムは観光地やレジャー・ショッピング施設(建物→硬い=ハード)を訪れること
グリーンツーリズムは農林水産省が推奨する、都市住民が農山漁村に滞在する余暇活動(=自然に触れよう)
エコツーリズムは環境省が推奨する、自然環境や歴史文化の持続可能性を考慮する観光(=自然を守ろう)
日本の自然遺産は「白神山地」「屋久島」「知床」「小笠原諸島」の4つ
1985年-2000年頃のアウトバウンド増加は円高が理由
くらいに留めておきましょう。飽和します。
選抜クラス
漢文
漢文は完全に読解だけの授業になりました。予習で問題を解いてきて、解説を聞きながら重要事項が補填されていくみたいな。問題は共テ、私立、国公立まで幅広いです。今回は私立(GMARCHのどこか)の問題でした。中央だったような気がします。多分。
この授業での発見は、主語を見つけながら読み取ることで、内容の取り違えや誤解をかなり減らせたことです。夏に古文で編み出した方法ですが、かなり効果がありました。漢文ならそこまで本文も長くないので、最初に囲っておくという戦法も使えますし。後は記述において、まず直訳して全ての要素を抽出してから、日本語を整えていく(読みやすくする=意訳する)ってのが鉄則と習いました。後、「かっこいい日本語なんてない」って仰ってて、ちょっと面白かったです。何をやっても、受験界隈なら自己満にさえならないんだなって。これに関連して、返り点をつける問題の解き方も面白いなって思ったので、書き記しておきます。何と、まれに返り点が成立していない選択肢があるのです。今回の問題でもそういうのがありました。なので、ちゃんとそれを切れる様になりたいです。それと漢字の性質を覚えることで、原則に従っていきたいですね。
知識面で覚えておきたいと思うのは、
返り点のない「以」は「そして」
「ただ」と読む漢字は「唯」「徒」「特」「只」「惟」「直」「但(ただしだけど、一応)」などがある。ただし、「特」は普通に「とくに」の読み方があるから注意
長者は「年長者」「有力者」「人格者」などその時々で訳し分ける
「挙錯」は「ふるまい」の意
「誰何」は「すいか」と読む
「副詞+動詞」or「動詞こと〜し」は「美しいこと限りなし」を「美しいことこの上ない」or「この上なく美しい」と訳すように、好みの訳し方をすることができる
ぐらいですね。自分じゃ殆ど勉強しないでしょうし、この時間はかなり有難いですね。
共通テストクラス
倫理
西洋近代思想で少し残っていたベンサムとミル、そして西洋現代思想では社会主義をやりました。
まずはベンサム。「最大多数の最大幸福」の人です。ベンサムは人がどれだけの快楽を感じるかを数値化することで、その数値が最大になる道徳や立法にすればいいって考えた人です。「そんなことできないだろ」って言われがちな人なんでしょうけど、私は割とベンサムの考え方に納得しちゃうんですよね。納得というか、「そうやって世界を見たいよなぁ」と共感してしまいます。大学で人は何故美しさを感じるのか、何が美しいと思わせているのかを、人文学的に候補を立てて脳科学や心理学駆使して実証したいんですけど、その実証したいって気持ちは要は数値化したいってことで、じゃあ一緒だなって思っちゃうんですよ。茨の道なこともヒシヒシと感じて研究生活が怖くなりますがね。
次にミル。「満足した豚よりも、不満足な人間のほうがよい。満足した愚か者よりも、不満足なソクラテスのほうがよい」の人です。縮めて「満足した豚よりも、不満足なソクラテス」って書いている人が、高校の頃いたなってのを思い出しましたね。ミルはベンサムと違って量より質の人です。より上位の快楽を増やしましょうの人ですね。肉体的快楽よりも、精神的快楽を追い求めた方がいい これはかなり共感できます。そもそも私の理想がこの考え方なんですよね。与える側でありたい、支配する側でありたい、みたいな。支配といっても、独裁じゃなくて「魅了させる側」って話です。推される人になりたいって感じでしょうか。これもある意味、精神的快楽だと思いませんか。noteもその一環な訳ですし。
それでは最後に社会主義。マルクスより前(空想的社会主義)、マルクス、マルクスより後(議会制民主主義)の三段構えだそうです。分かりやすい。机上の空論(というより資本家の気紛れな哀れみ)であった社会主義を思想として成立させたのがマルクスなんですよね。正式にいえば共産主義ですが、共テの場合殆ど同じものとして扱われるらしいです。人によって定義が違いすぎるんだとか。マルクスの思想で面白いと思ったのは下部構造(生産力と生産関係)が上部構造(学問や文化、政治、法律)を支えているという考え方です。後、「人間は元来、労働に喜びを見出す存在」ということ。後者はホモ・ファーベル(工作人)の話からも、そうなんだろうなって感じますね。
倫理熱が大変なことになっていますね。まぁ地理倫理選択が運営していますし、少数派に優しいコンテンツってことでいいでしょう。1学期のごとく、4週坊主にならないよう努めます。
