退勤ボタンを押すたび、誰かの言葉に出会う
note社では、会社の中のようすを社外の方にも知ってもらうための取り組みとして「オープン社内報」という企画を行っている。この記事はオープン社内報であり、note社アドベントカレンダーの20日目の記事である。
オープン社内報とは?
一般的には社員しか見ることのできない「社内報」をだれでも見られるように公開することで、会社の中の様子を感じとってもらう記事企画です。
noteのエンジニアリング組織は、フルリモート組織であり組織的には上下関係が少ないフラットな組織である。フラットということは各社員のリーダーシップと一挙手一投足が、組織のカルチャーを形作っているとも言い換えられる。今日はそんなnoteエンジニアリングカルチャーの中心人物たるEM(エンジニアリングマネージャー) ga9ji さんを紹介させていただこう。
仕事にメリハリをつけ、コミュニケーションを活発にする
筆者がga9jiさんに初めて会ったのは4年半ほど前のZoom MTGにさかのぼる。当時はコロナ禍であり、当然のごとくフルリモートワーク・非同期コミュニケーションが前提であった。筆者は業務やコミュニケーションに少しの不安を抱えていたが、全くの杞憂であった。それは、ga9ji さんがチームのコミュニケーションを活発にする動きをしてくれていたからだ。
ga9jiさんのnoteカルチャー創出の代表作の一つに「退勤文学」がある。退勤打刻するときに、Slackで/taikinコマンドで退勤文を打つと、次は誰かの退勤時にその文章が表示されるというものである。noteエンジニアチームポッドキャストもあるのでぜひ聴いていただきたい。
ビジネスパーソンであれば誰でもする(しかも忘れがち)、「出勤・退勤」という動作を、よりカジュアルに「したくなる」、非同期コミュニケーションであってもSlackで誰かに「共有したくなる」という面白さを取り入れて、例えフルリモートワークで業務時間軸が違えど、チームの動きを可視化することに成功したのである。

ga9ji さんの退勤カルチャー創出の試みの有効性を裏付けることを、世界的有名フルリモートワーク企業のGitLabもハンドブックの中で述べているので、合わせて紹介したい。
バックエンドエンジニアのJarka Košanová氏は、勤務終了時間を決める際に柔軟性が重要だと強調します。「リモートワークを始める人の多くは、その日の仕事を終えるべき時間を把握するのが難しいと感じています。オフィスにいる時と同じように、仕事を終える時間を決めるようにアドバイスするのは簡単ですが、そうすると在宅勤務の柔軟性が失われてしまいます。私の場合は、夫が仕事から帰宅してくれたおかげで楽でした。大きな休憩がない日は、自分の仕事も終わらせる時間だと分かりました。一方、休憩がある日は、もう少し仕事を続けても大丈夫だと分かりました。」
フルリモートワーク環境下では、仕事を始めてからいつ終わるかが重要であり、「仕事に区切りをつけるきっかけ」があることは、日々の生活のペースを維持することにもつながるだろう。
カイゼンカルチャーの中心
ga9jiさんはnoteにおける小さなカイゼンや細部へのこだわりを重視するカルチャーをまさに体現していると感じる。筆者は、新しいものを生み出す・より不可能で困難な課題を解決することを生業としているが、ga9jiさんは日々の機能リリースを温かく見守っており、noteとして間違ったことやクリエイターにとって不便さを感じさせることがあれば、適切にコメントをする動きをされている点が、新鮮に感じる。

今回のバリュー
・クリエイティブでいこう / Be Creative
クリエイティブというのは、ある状況に対して、前向きに楽しく問題を解決しようとする姿勢を指します。どんなに困難に見える課題でも、クリエイティブに解決する糸口は必ずあります。note株式会社のメンバーはそれを追い求めます。
・クリエイター視点で考えよう / Creator First
note株式会社の事業の原点はクリエイターにあります。note株式会社のメンバーは、創作にかかわるすべてのひとと対話しながら、作品をつくること、つなげること、とどけることを手助けする方法を考えて実行します。
