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写真と民俗【島根県・津和野の鷺舞】

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どうもメダカです
初めましての方は初めまして。
今回は島根県・津和野の鷺舞を撮影してきました。

ぜひ最後までお付き合いください。

津和野の鷺舞

津和野の鷺舞って知ってますか?
細かいことはいいのでまずはこちらをご覧ください。

津和野に伝承されて400年の『鷺舞』。
京都発祥でありながら、現在まで廃絶することなく奉納され続けている唯一の鷺舞であり、「津和野の鷺舞」は国の重要無形文化財として指定されています。

鷺舞は京都から山口へ、そして津和野へ

鷺舞は京都の祇園祭りで疫病除けとして八坂神社で祀られるスサノオノミコト(牛頭天王)に奉納舞として舞われていました、
それを戦国時代に現在の中国地方を支配していた、戦国大名・大内 教弘(おおうち のりひろ)が山口県を西の京都として栄えさせるために、
八坂神社を分祀するとともに、これに付随する鷺舞を伝習しました。

全盛期には中国地方全域を支配下に置いた
名門大内氏

この後、津和野城城主であった、吉見正頼(よしみ ただより)が大内氏から妻をもらい縁戚関係になり、鷺舞も津和野へと伝習されました。
吉見正頼は関ヶ原の戦いにて、西軍に参加し敗北したため鷺舞も一度は途絶えましたが、のちの藩主・亀井政矩(かめい まさのり)が鷺舞を復活させ、いらい400年にわたり受け継がれ、
発祥の地である京都と山口で途絶えた今は、日本で唯一奉納され続けている鷺舞であり、「津和野の鷺舞」は国の重要無形文化財として指定されています。

吉見正頼(よしみ ただより)

鷺舞の大まかな流れ

まず鷺舞は大きく分けて二日間行われ、7月20日の渡御(とご)
7月27日に行われる還御(かんご)
の二日間で舞われます。
今回僕が行ったのは7月27日に行こなわれた還御です。

7月20日・渡御

渡御では頭屋前(町民センター)から出発し、弥栄神社で神様の御霊をお乗せした神輿を迎えに行き、各所で鷺舞を舞いながらお旅所へ向かいます。
お旅所に神様をお預けしたら20日の渡御は終了です。

※お旅所(おたびしょ)
神社の祭礼で神輿が本宮から移動して一時的に滞在する場所。
神様の休憩所や宿泊施設だと思ってください。

7月27日・還御

還御ではお旅所にいる、神様を迎えに上がり神輿に乗せ、弥栄神社へと戻ります。

なぜ神輿は町内を回るのか?

神輿はなぜ町内を回るのか?考えたことありますか?
これには明確な意味があり、神社にいる神様が神輿に乗って地域を回り、
氏子の災いなどを吸収していき地域を守ります。
津和野の鷺舞の場合は、疫病・厄除けの神様である弥栄神社の牛頭天王(スサノオ)を神輿に乗せ、町内を練り歩く(渡御)することによって、町内の氏子たちの厄を吸収し祓ってくれるわけですね。

祭りの時の神輿は見るだけで厄を祓ってくれる
その名の通り神アイテム

写真で見る津和野の鷺舞

前置きが長くなりましたが、実際の鷺舞を見ていきましょう

鷺舞
各地で舞を舞う、この神事の主役ですね。
木で作られた、鷺の羽が舞うたびに、小気味よい音を立てなんとも幻想的でしたね。

棒振り
鷺舞の周りで棒をぐるぐると回しながら歩く赤い髪の男たちは、棒振と呼ばれ悪魔(厄)を振り払います。

羯鼓(かっこ)
羯鼓とは腰に下げてる太鼓のこと。

頭屋と先払いと警固
旗を持っているのが、先払い
その後ろに立つのが頭屋
行列の両サイドに立つのが警固
舞の邪魔になる場所に立っていると普通に叱られますので、邪魔にならないようにしましょう。当たり前ですね。

囃子方
最後尾に囃子方の笛や太鼓や謡が続きます。

橋の上におりた 鳥はなん鳥かわささぎの かわささぎのヤーかわささぎ さぎが橋を渡したさぎが橋を渡した時雨の雨に ぬれとりとりヤーかわささぎ さぎが橋を渡したさぎが橋を渡した

お旅所に向かいながら各所で鷺舞を舞います。

お旅所に到着
ここで神輿を迎え入れて、弥栄神社へ戻ります。

神輿と共に、弥栄神社へ還御します。

おまけ・子鷺踊り

本番前には地元の小学生による、子鷺踊りも奉納されます。70年ほど前に始まった、子鷺踊りですが、昔は抽選で選ばれた30人が舞っていたそうですが、現在では少子化で10人程度でした。

袖に鈴がつけられていて、シャラシャラと鳴る姿がかわいかったです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
津和野自体はすごく小さな町ですが、京都でも途絶えてしまった、鷺舞を400年受け継ぎ舞われてきた伝統芸能でした。
もちろんこの町でも、少子化と人口減少により舞手も減ってるそうですが、国の重要無形民俗文化財(平成6年)に指定されています。

鷺舞だけでなく、津和野はとても美しい町なので興味があればぜひ行ってみてください。

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