300億と4年をドブに捨てたゲーム『Marathon』一瞬で過疎る未来しか見えない
■ ゲーム「Marathon(マラソン)」とは?
『Halo』や『Destiny』を手がけた名門スタジオBungie(バンジー)が開発する、新作の脱出シューティングゲーム(Extraction Shooter)です。
※2026年現在、バンジー(Bungie)はソニーグループ傘下のソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の完全子会社
開発発表: 2023年5月25日(PlayStation Showcaseにて電撃発表)
発売日: 2026年3月6日発売予定(PC/PS5/Xbox Series X|S)
特徴: 3人チーム制で、サイバネティック傭兵(ランナー)となり、タウ・セティIVという舞台から生還(脱出)を目指すSFゲーム。
最新情報: 発表から約3年(開発期間を含めれば4年以上)を経て、2026年1月にようやく発売日が確定し、予約が開始されました。
結論:このゲームはすぐに飽きられて終わる
発表時の衝撃から4年近く。期待値だけは高かったが、今の『Marathon』には一瞬でユーザーが離れ、急速に減速する未来しか見えない。 300億という巨額の予算と長い歳月をかけながら、なぜこれほどまでに「ワクワクしない」のか。その致命的な欠点を指摘したい。
300億と4年をドブに捨てた『Marathon』。一瞬で過疎る未来しか見えない理由を記事にした。
(事実としてTwitchの視聴者数も初日前半は20万人を超えていたが一瞬で減少、現在週末にもかかわらず数万人規模まで激減。テストとはいえすぐリリースを控えており現在の内容からすぐに改善される可能性は低いだろう)
「プレイ感」で完敗。アークレイダースとの圧倒的な差
直近で先行して注目を集める『アークレイダース(ARC Raiders)』と比べれば、その差は残酷なほど浮き彫りになる。
アークレイダースの良さ: UI(操作画面)が直感的でわかりやすく、操作性全般がとにかく快適。初めて触った瞬間から「何をすればいいか」が分かり、ゲームの世界にすぐ没入できる。これこそがユーザー目線の設計だ。
Marathonのダメな点: 逆にMarathonは、操作性もUIも独特すぎてとっつきにくい。4年もの時間があったのに、なぜこれほど「遊びにくい」ものを作ってしまったのか。明らかにユーザーの使い勝手を後回しにしている。
2. デザインと色使いの「押し付け」が没入感を殺している
Marathonの致命的なミスは、クリエイター色の強いデザインをユーザーに強制している点だ。
目を焼くような不自然なネオンカラー、使い勝手を二の次にしたデザイン重視のUI。これらは一見カッコよく見えるかもしれないが、実際プレイする側にとってはただの「苦痛」でしかない。
「自分たちのセンスを認めろ」と言わんばかりのデザインの押し付けが、ゲームとしての楽しさを完全に壊してしまっている。
3. 安易な「パクリ」と開発現場の迷走
そもそもこのプロジェクトは、「APEXのスピード感」に「タルコフのルートシューター要素(アイテムを集めて持ち帰るゲーム性)」をガッチャンコすれば売れるだろうという、安易な二番煎じの発想でスタートした節がある。
ソニー買収による歪み: ソニー傘下に入ってから、かつての黄金期を支えた元々の開発陣が次々と離脱してしまった。
残された現場の迷走: 核となるメンバーが抜けたことで、ゲームの「魂」が完全にボヤけてしまった。その結果、300億という予算は、遊びやすさを追求するためではなく、スカスカな中身を隠すための「上辺だけの化粧」に使われることになったのだ。
4. 「個性の死」と深みのなさ
長い年月をかけて、なぜこれほど育成に「深み」がないのか。
自分でステータスを振り、試行錯誤してキャラを作る面白さを捨ててしまった。誰がやっても同じ結果になるシステムでは、キャラに愛着など持てない。
効率よくマッチングして戦わせ、アイテムを拾わせるだけの作業場。そこには「明日もまたこの世界に戻ってきたい」と思えるような、血の通ったコミュニティが生まれる余地がない。
最後に300億のネオンに、魂はない
長い間待たされた結果、出てきたのは「他ゲーの要素をツギハギし、使いにくいUIで塗り固めた空っぽな箱」だった。 今のユーザーは目が肥えている。操作性が悪く、独りよがりなデザインを押し付けるだけの作品に、貴重な時間を使い続けるほど暇じゃない。輝かしい開発チームは消えてしまった。元々の開発陣が抜けた穴を、ネオンの光で埋めることはできない。 『Marathon』はリリース直後こそ話題になるかもしれないが、この「とっつきにくさ」と「深みのなさ」では一瞬で過疎化し、歴史の闇に消えていくだけだろう。
