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昔から
芯のある人
という言い方があります

ポチ太
「めぐちゃん
じぶんじくって
な~に?」

めぐ
「自分軸はね
自分の気持ちを
大事にすることだよ」

ポチ太
「でも
じぶんのきもちを
だいじにしたら
あいてがこまるんじゃない?」

めぐ
「そこを心配する人
結構多いんだよね」

自分軸と聞くと
どんなイメージがありますか?

講座の中で
受講生さんから
こんな話を聞くことがあります

「自分軸にしたいと思って
自分の心に従うと
相手に自分勝手な人だなって
思われそうで……」

自分の気持ちを大切にした方がいい

それは分かる

でも
自分の心に従おうとすると
これって相手を困らせるのかな
そんなふうに考えてしまう

こう感じる方は
今までずっと

自分さえ我慢すればいい
自分を後回しすればいい
相手を優先した方がいい

そうやって
頑張ってきた方が多いように思います

私が思う自分軸は
自分を労ることです

疲れていたら休む

大変だったら
手伝いを頼む

ひとりで全部やろうとしない

本当は嫌だな
しんどいな
無理しているな

そう感じている自分を
なかったことにしない

これが
自分軸の土台だと思っています

昔から
芯のある人
という言い方があります

私は
この芯のある人が
自分軸を持っている人の
分かりやすい形なのかなと思っています

人の意見を聞かない人ではなく

人の意見を聞いたうえで
自分はどうしたいのか
自分は何を大事にしたいのかを
見失わない人

これが
自分軸を持っている人なんじゃないかなと
思っています

ポチ太
「でもさっ
いつもじぶんのきもちだけで
きめていいの?」

めぐ
「それも違うと思う」

ポチ太
「ちがうの?」

めぐ
「自分の気持ちは大事だよ
でもね、相手の立場を見なくていい
ってことじゃないんだよね」

たとえば
どうしても外せない予定や
誰かと一緒に進めていること

相手が楽しみにしてくれている約束

そういう時に

私は行きたくないから行かない
私はやりたくないからやらない

これだけで決めてしまうと
相手が困ってしまいます

自分の気持ちを大切にすることと
相手の状況を無視することは
同じではないんです

だから私は
自分軸が一番大事だけど
ときどき他人軸も必要だと思っています

他人軸というと
人に合わせること
人の顔色を見ること
自分を消して相手を優先すること

そんなイメージがあるかもしれません

でも
私がここで言いたい他人軸は
自分を消すことじゃありません

相手の立場を想像すること

相手が何を求めているのかを考えること

どんな伝え方なら
受け取りやすいかなと考えること

そういう視点です

ポチ太
「でも
そればっかりだと
ポチ太
がまんばっかりになりそう……」

めぐ
「そうなんだよ
だから順番が大事だと思ってる」

ポチ太
「じゅんばん?」

めぐ
「まずは自分の気持ちを確認する
そのあとで、相手の立場も見てみる」

ポチ太
「さきに
じぶんのきもち?」

めぐ
「うん
自分の気持ちが分からないまま
相手のことを考え始めると
ただの我慢になりやすいから」

ポチ太
「じゃあ
じぶんじくが
さいしょなんだね」

めぐ
「そう
自分軸を土台にして
ときどき他人軸で確認する感じ」

自分軸は
自分を置き去りにしないための軸

他人軸は
相手の立場を見にいく視点

この2つは
どちらかだけを選ぶものではないと思っています

自分軸だけで
自分はこうしたい
自分はこう思う
自分にとって心地いい

そこだけで終わってしまうと
相手との関係が
少しずつズレてしまうことがあります

反対に
他人軸だけになると
自分がいなくなります

相手がどう思うか

相手に嫌われないか

相手が困らないか

そこばかり考えていると
自分の本音が
分からなくなってしまうことがあるんです

だから
自分軸ときどき他人軸

まずは
自分の気持ちを確認する

そのあとで
相手の立場も見てみる

そのうえで
今の自分にできる伝え方や
行動を選んでいく

自分を大切にすることと
相手を大切にすることは
どちらか片方を捨てる話ではないと思っています

自分を置き去りにしない

相手も無視しない

その間で
今できる選択をしていく

それくらいで
いいんじゃないかなと思っています

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