『ゼルダの伝説』完全時系列解説:神話から分岐する運命の軌跡
ハイラル全史:分かたれた三つの運命と、勇者たちが遺した足跡
第1章:すべての根源――スカイウォードソードが記した「呪い」の正体
すべての時系列の頂点に立つ『スカイウォードソード』。
この作品の深掘りなしに、ゼルダの歴史は語れません。 ここでは、後に「ハイラル王国」となる地がまだ「大地」と呼ばれ、人類が雲の上の島「スカイロフト」で暮らしていた時代が描かれます。
歴史的意義: 主人公リンクが鍛え上げた「女神の白刃」が、真の退魔の剣マスターソードへと進化する過程。そして、宿敵「終焉の者」が消滅の際に放った『魔族の呪い』。これが、後の全シリーズでガノンドロフが復活し続けるメタ的な理由(設定)となりました。
魂の継承: ここで芽生えたリンクとゼルダの信頼関係が、数千年後の子孫たちにまで「勇気」と「宿命」として受け継がれていくことになります。
始まりの物語:『スカイウォードソード』が記した、空と大地の創世記
1. 「空」から始まる、人類の最も古い記憶
時系列の最古。
世界はまだ「ハイラル」という名すら持たず、人々は雲の上に浮かぶ島「スカイロフト」で、巨大な鳥「ロフトバード」と共に平和に暮らしていました。
下界(大地)は魔物が跋扈する禁忌の地とされ、厚い雲の海によって隔絶されていた時代。
この「空」の設定こそが、ゼルダ史における最も純粋な始まりを象徴しています。
主人公リンクは、騎士学校に通う一人の若者であり、ヒロインのゼルダは王女ではなく、幼馴染の少女として登場します。
この「普通の少年少女」が、運命という抗えない濁流に飲み込まれていく過程こそが、シリーズ全編を通じた「勇者と姫」のパブリックイメージを決定づけました。
2. 女神ハイリアの計画と、一人の少女の覚悟
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