MTBI診断に虚無を感じた

こんにちは。
精神科医から自我がないと言われるほど、自分がない。そんな事に悩んでいます。
さて、自分探しをしている私織と申します。
元来、星座占いや血液型占いなど、性格診断が好きな当方なのですが、先日MTBI診断をやってみました。

やってみましたが、星座占いや血液型占いなどと同様にバーナム効果が成立しているな……と感じました。
娯楽としては楽しいかもしれませんが、本当に自分を知れるかどうかなら否でしょう。

MTBIの診断ではINFP・仲介者だったのですが、難点としては現実的対応の難しさがありますね、だなんて言われてしまって、誰だって現実的対応の難しさがあるだろう、と感じてしまった訳です。

以下にMTBI診断で何故虚無感を覚えたか理由を述べます。

何故虚無感を感じたのか。

①バーナム効果がある。
②質問内容が誘導的である。
③MTBIの診断結果=自分ではない。

①バーナム効果がある。

例えばINFP・仲介者なんかは、先の通り「現実的対応の難しさ」があるなどと言われていますが、現実への対応が難しいのは誰だって同じ事。
強みは「洞察力のある理解」だなんて言われましたが、洞察とは個人の主観から成るので、端的に言えば主観的な人間であれば、これも当てはまる訳です。

なお、当方は主観的な人間じゃない人間などこの世にいないと思ってます。
誰々を陰気だと語る時も、相対的な自己の基準を元にした主観的評価に過ぎないし、誰々を世話焼きだと語る時も、主観的評価に過ぎないわけです。

あとは、自分の事を客観視しなさい〜とはよく聞きますが、本当の客観視は自分では出来ないんだよ、と思います。
どうしても主観が混ざるからです。
他人から見た時の自分を、自己観察するのは、自分から見た時の他人から見た時の大体の自分となる訳です。

と、まぁ話はそれましたが、MTBI診断はバーナム効果ですね。

②質問内容が誘導的である。

例えばMTBI診断をする際の質問事項である「タスク管理アプリが好きかどうか」「論理的な意見になると興味を失うか」だとかは、日頃の会話では聞きませんよね?

日常で話をするとするなら「ご飯は何が好き?」とか「好きなコンビニのチェーン店は?」とか、そういった会話の方が実利的です。
相手の事を深く知る会話上ではMTBIの質問事項よりも、こういった日常会話の方が役に立ちます。

仮に私がスケジュール管理アプリが好きだとして、それが個人の性格を知る為の何になり得るのか……となります。
せいぜい計画立てて行動するのが好きなんだね、とか、必要性のある行動を重視するんだね、とかにしかなりません。

と言うか、タスク管理アプリはそもそもあまり好き嫌いの話に繋がりませんし(必要性があるか否かの話)、
論理的な意見になると興味を失うかどうかも単純に興味のない分野だと退屈になるだけでは?となります。

なので、MTBI診断の質問事項は誘導的であるとしか思えないわけですよ。

③MTBIの診断結果=自分ではない。

②でも触れましたが、質問内容が誘導的であると述べました。
誘導的であるという事は、局所的な質問であるという事です。
例えるなら、おにぎり全般ではなくコンビニのおにぎりでなら何が好きかと、限定された質問で自分を知る訳です。

限定的な質問に答えて、その答えを元に診断結果を出す。
当然、カテゴライズも限定的なものになる訳です。
MTBIの診断結果とは、限定的にカテゴライズされるだけで、凡そ自分とは言えないのでは?となります。

自分とはもっとこう、
こだわりが強いから頑固なんですね、とか、
スリッパがあるのに裸足で家を歩くから無頓着ですね、とか、
いつも一人で先に帰るから、冷たい人なのかもしれませんね、とか、
夜中にコンビニに良く行くから、夜型なんですね、とか。

個人や自分とはそう言うありふれた日常の中の、ちょっとした癖や選択に滲むものであって、それはMTBI診断では測れないところだなぁと思います。

と、長々と語りましたが、当方精神科医に「自分がない」と言われているので私の話はアテになりません。

とまぁ、MTBI診断に対して、思った事を書きました。
これが何になるのかと言うと、自分はMTBIでは〇〇だから〜という話には付き合いきれないなと思うばかりです。

と言うか、以前のnoteでも話した通り、自分とは相対的に他者や何かとの関係性で決まるものなので、「定期的に新しい友人を作っているか」とか「事実に基づいた議論よりも、感情的に響くものに説得力を感じるか」とかを聞いて、その結果を集計してあなたはこうですよ、と言われてもイマイチ腑に落ちない訳です。

それよりも、チョコレートが好きだとか紅茶が好きだとか、好きな色は黒やピンクとか、そういう話をされる方がよほど、あなたらしい自分らしいと思います。

以上、MTBIに虚無を感じた、でした。

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私織 自分探しをしている人まで届いたら幸いです。