【京都散歩】西本願寺①/埋め込みアート(埋め木)と彼岸会(声明と雅楽)
世界遺産「西本願寺」(龍谷山 本願寺)に行ってきました。
ここは、桃山文化の象徴といわれる建造物や数々の国宝など、
見どころがたくさんあります。
今回の記事では、埋め込みアート(埋め木)と彼岸会の様子を中心にご紹介します。
西本願寺に到着しました。
雲だけ見ると、すっかり秋の空です。
まだまだ暑い日だったんですが。

阿弥陀堂門です。

さっそく埋め込みアートを探しに行きましょう!

入ってすぐ、ポップな「顔はめパネル」がありました。
……これは、埋め込みアートではないですね。
顔を埋め込まず、先を急ぎます。
向かうのは、阿弥陀堂門を入って正面にある「阿弥陀堂」。
国宝です。

靴を脱いで、お堂に上がると、
ちょうど、「秋季彼岸会」が行われていました。

せっかくなので、中に入ってしばし声明と雅楽を鑑賞。
声明は、さまざまな節をつけて、大勢でお経を唱える、
いわば、読経のコーラスです。
雅楽は、龍笛、篳篥、笙を使った本格的なもの。
聴いているだけで、ありがたい気持ちになりました。
……ただの観光客なんですが。
外国の方も、正座して聴いていらっしゃいました。
さて、彼岸会の会場を出て、阿弥陀堂の廊下です。

この廊下に、埋め込みアートがあるのです。
埋め込みアートといっているのは、
伝統修復技能である「埋め木」のこと。
経年変化で生じた木のすき間や割れ目を、木片で埋めていく技法なんですが、ここにある「埋め木」は他とは一味違います。

扇?
こんな風に、いろんな形が隠れています。

幾何学模様があったり……。

見る人の想像力に挑戦する(?)、あいまいな形もあります。
……ミジンコ?


悪い夢に出てきそうな鳥?or 動物?
スズキコージが描く絵本のような……

これは鬼太郎で見ました!
「バックベアード」ですよね!?


間違いなく、ひょうたん!
上手ですね!
というか、これ、彫ってないですか……?

鳩サブレー?

これは徳利。
よっぽどお酒が飲みたかったんでしょうね。
リアルな造形です。

大噴火で黒煙が上がってます。

これは……なんでしょう?
下の木目とあわせて、見る人の気分でいろんなものに見えそう。
これもう、現代アートです。

切ったら悪い桃太郎が出てきそうな黒い桃。

これ、そっくりなのが、ウルトラシリーズに出てました。

夜な夜な、廊下から抜け出して、暴れてそうな造形ですね。
「阿弥陀堂」は、
渡り廊下で「御影堂」(こちらも国宝)とつながっています。

こちらにも、埋め木がたくさん。

これは、どう見ても、魚!
いや、もう、完全に遊んじゃってますよね?
この仕事した人、偉い人に怒られなかったんでしょうか……。

だまし絵みたい。
左向きの鳥に見えるか?
右向きの人に見えるか?(口がかなり尖ってますが)
下にあるのは、長い靴か、新幹線か。
こんな感じで、ここには、ほんとにたくさんの「埋め木」があります。
象やリス、宝船などもあるそうですが、時間切れで見つけられず残念!
おまけです。
これは、寺や城などでよく見る「乳金具」ですが……

なんと、埋め込まれています。
どんだけ埋めるの好きなんだ!?

本日は以上となります。
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