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被験者さんぷる:経過観察

こんちは。shushuです。

さてさて、
自分というワーカーホリック"さんぷる"が、
仕事から身を引いて4ヶ月半?かな。

一定期間の間に主夫になるという心理。
記録として残して置きたく書いておきます。

有給消化で1ヶ月半、その後3ヵ月。

前提条件:夫婦+息子(小学生)
駐在先:タイ バンコク


有給消化期間 1ヶ月半の様子

職場の同僚に挨拶とさよならを伝えつつ、取引先にも諸事情でと伝えていくことを一通りを終えた後。有給消化に入ったのが1月半ばぐらい。会社へ行くことを辞めても、PCやスマホの端末は保持したまま。毎日チェックだけはしておき、有事の際は対応しようっと構えていた。自分も人間だし、何かあったらなっと。

実質、有給消化期間に業務的な連絡で連絡がきたのは、数回程度。送別会をしてもらっている際に聞けば、なるべく連絡を入れないように、同僚たちが頑張っていてくれたとのことだった。

ただ、被験者さんぷるの心理でいくと、わずか3日で暇だと考えていた。今まで家族へ費やす時間が少なくて、さらに、自分自身のことについても何をすべきか手持無沙汰になっていたのだ。わずか3日でという点で、自分自身で笑えてきていた。もちろん苦笑で、だめだこりゃっと。子どもと時間を大きく取れることにより、家事全般を初めとしつつ、お迎えや平日・休日のお勉強を見てあげたりとスタートラインを切った。仕事のやりがいとは別の軸で必要なこと。とはいえウエイトが低くなってしまっていたこと。やればやるほどに、反動ダメージは蓄積していったのは言うまでもなく。それこそが、ワーカーホリックだったんだと自覚する要素にもなった。

いいタイミングであったと自分自身や友人との会話で思い返しつつ、これから何をしていくのか考えないといけない。そのこと自体もプレッシャーになっていないといえば嘘になる。自分にとってのゴールって何だろう?将来なにをしていたいのだろう?難しい心境だ。今まで考える時間を持たずに、ひたすら仕事をやっていればいいという逃げから、現実を考える時間になってしまったのだ。

というのが、約2週間ほどの葛藤というか心境。主夫になることについて、ある人は「それを選べることがすごい」といい、ある人は「俺だって主夫になりたい」っと軽い気持ちで言ったりもする。前者は家族のことと自分を天秤にかけた決断に対して賞賛の意味、後者は楽さを求めた気軽な感じで言ったこと。どちらも自分の近くの人間が、その判断をした時に言いかねない言葉。特に悪感情を抱くこともない他愛ないこと。それでも判断した事に、間違いはないのかなっと考えてしまう切っ掛けになる。

判断はしたけど思い悩む要素になる。では、ずっとそんな事を考えていたのかというと、そんなことはない。海外駐在帯同の準備一覧から、やるべきことの洗い出しをする。家族帯同という丸ごと移動は、旅行とは違う。出発日から逆算していくと、学校、行政、家の処分手続きを含めてぎりっぎりの状態。まったく余裕はなかったのだ。

駆け足でやるべきことに奔走し、ため込んだ品物の行先や、処分を進めていくのに大慌て。夫婦で話した結論は「辞めて移動準備に集中は正解」。妻は妻で、海外勤務するからといって、既存業務が無くなるわけではない。お互いにそれなりの立場・役割だったからこそ、駆けずり回っていたのだった。自分はというと過去の転職経験もあり、あらかじめ資料を作ることを習慣化していたので、退職まではスムーズに進められていたつもり。定年者に業務引継ぎ方法を指導し、業務を割り振りながらだから、自分でもよくやっていた。

なんだかんだやり切った土台は、何事にも手を抜くことを嫌っていたからだ。ベストな状態は何?それを行うには?着地を決めたら、手段を選び実行するだけ。そうすれば物事に集中できる。帯同する環境を整えるという短期ゴールに、手段をとっただけ。それだけだったのだ。では、長期ゴールは?思いつかないことにモヤモヤしている自分もいたのは確か。仕事もある意味で漠然とやっていたことに気づき、妻の後押しをすること自体に迷いはなかった。

退職後の1ヶ月

有給消化期間が終了し退職日を迎える。会社の端末を引き渡し、元同僚と他愛ないことを話しながら終わる。切れる縁もあればつながる縁もある。新たなことをしないといけないなっと漠然とした思いと、目の前の準備から、届かない書類にやきもきしながら、出国に向けて準備に奔走。

目の前にやることがあったからこそ、平静になり物事を進められた。何かあれば集中してこなし、処理・処分を進めていく。荷物を整理する時間は、有意義だったのかもしれない。息子が保育園のときに書いた絵や、拙い字面でかかれたメッセージ。息子と遊ぼうと思って、自分も一緒に再ハマりしたゾイド。子どもの頃に使っていたカード。妻と結婚当初ぐらいから作り始めていた梅酒。いろいろ出てくる地獄。

毎日とはいいませんが、荷物整理はしましょうね。

出発前日の夜というか早朝ほど、どうなるんだろうっと思う日は無かった。目の前のことに逃げれば簡単だが、ここからの期間がその先を作るはず。ただ簡単には先が見えない。いろんな要素を含みながら、頭の中はぐるぐるしている。優先順位の最上位を家族に位置づけしたことは変わらないのに。

新天地での1ヶ月

地理も何も、言語も覚束ない中で新生活をスタート。幸いにも、単語英語でもニュアンスは伝わるし、何がしたいかぐらいは意思疎通ができた。相手が英語で言ってくれれば、環境と組み合わせて意味はわかる。不安な気持ちよりは生活基盤を整えることに傾倒。それに、子どもの学校は4月20日ぐらいから開始なので、それまでは一緒に行動してというか、行動を促さなければいけない。息子は過去に熱中症でダウンしたこともある。気にかけながらも、体を慣らしていかないと今後に響くと考えていた。自分のことをうだうだ考えるよりは、まずは通常生活ができるよう組み立てる1ヶ月だった。

暑くて外に出たくない息子
     vs.
一刻も早く安定させたい主夫

この戦いが起きることは必然であった。ある日は探検と称し、地域を探索。ある日は調査だと言っては、店を巡る。作戦会議として、子どもと必要な家具や道具について議論をする。物は言いようで、上手に進めていけばいいだけなのだ。素晴らしい案には、褒めちぎることは忘れてはいけない。彼の大好きな料理も、しれっと食材調達しておくことも。

妻もせっかく来たのだからと、寺院も見てみたいという。それはいいのだが、暑くて外に出たくない子は当然嫌がる。誘い方が下手くそなのだ。一言、マイクラで作るためにも写真撮りに行こうと言えばいいだけ。子どもの頃、親の買い物に付き合うのが退屈だった。ゲームセンターに行くよと言えば手のひら返しでついて行った。自分の目的を持たせてあげるだけで結果は変わる。マイクラで作るために行こうとすれば、後でマイクラも出来るということになり、できるだけ詳細を見ようと現地でも頑張ってもらえる。

こんな、なんだかんだの日常により気づく。先のことばかり考えて、今を楽しまないことが損。大人になると時間が加速するのは、俯瞰して構えてしまい今を楽しんでいないからだ。たぶんね。あとは日々の積み重ねも忘れないようにと、タイ語もすこしずつ微妙にやってみようと進める日々。少しだけ心が穏やかに変わったのかもしれない。

新天地での2ヶ月目に入った今。

家財道具も揃い、エア便、船便の荷物も揃い、子どもの学校が始まった現在。毎日のサイクルの組み立てに、ちょっとずつだが入ってきている。自分が何をしたいのか、何が好きなのか、好きだったのかを思い出していくところからスタート。

写真が好きだったな。モノづくり・仕組みづくり・プログラミングが好きだったな。食べたり、新しいものを見つけに行くことが好きだったな。面白いことに、段々とだが、昔のことが思い出せるようになってきた。ある意味、病気だったのかもしれない。毎日のことに集中しすぎて、過去のことを思い出すこともほとんどなかった。

やるべき、こうあるべきに執着する”べきべき病”。今は良い機会をもらったとして、見直していく”べき”ということにして、少しずつでも自分を変えていくしかない。そんな2ヶ月目に入ったある日の記事でした。

思い出しついでに、
笑う犬の冒険などは知っているだろうか?

『生きてるってなんだろ~?生きてるってなぁに~?』

テリーとドリーが、
泰造さんとホリケンが脳内で踊っている(笑)。

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