【映画批評】#87「JUNK WORLD」内外にノイズが多くて正直…
独学で映画づくりを学んだ堀貴秀監督が個人制作で完成させ、ファンタジア国際映画祭最優秀長編アニメーション賞をはじめ数々の賞に輝いたSFストップモーションアニメ映画「JUNK HEAD」のシリーズ第2弾「JUNK WORLD」を薄口批評!
いろいろノイズが多くて、最低限の面白さも理解できていない消化不良感を正直に吐露します。
鑑賞メモ
タイトル
JUNK WORLD(105分)【ゴニョゴニョ字幕版】
鑑賞日
6月14日(土)11:00
映画館
T・ジョイ梅田(梅田)
鑑賞料金
1,200円(お誕生日クーポン価格)
事前準備
準備なし
体調
すこぶる良し
点数(100点満点)& X短評
50点
【新作映画短評】#ジャンクワールド
— 近鉄 ″Throat Thrust″ 太郎 (@egoma_senbei) June 19, 2025
字幕版を鑑賞。世界観の作り込みやキャラクター造形が素晴らしく、前作の勢いそのまま。デタラメ言語からちょいちょい聞こえるワードチョイスは笑えるが、吹替→字幕で観るのがオススメと勝手に公式が定義するなら一回で分かる物語を作るべきでは?これは萎えた。 pic.twitter.com/yYeLufliDC
あらすじ
遥か昔、人類は地上の生息域減少により地下開発を進めた。
その労働力として人間に似せた人工生命体のマリガンを創造。しかしマリガンは自らのクローンを増やして勢力を広め人類に反乱。第3次停戦協定から280年後の世界。人類は地上に留まり地球規模に広がった地下世界をマリガンが支配していた。
地下世界に異変が-
急遽、人間とマリガンによる地下世界の異変を探る調査チームが結成された。女性隊長トリス率いる人間チームと、クローンのオリジナルであるダンテ率いるマリガンチームは共に目的地である地下都市カープバールを目指すが、マリガンのカルト教団「ギュラ教」に襲撃されてしまう。彼らの標的は希少種とされる人間の女性=トリス。しかしトリスにはロボットのロビンが護衛として帯同していた。
「トリス様をお守りする」
「ギュラ教」と戦い、調査を進めるが、圧倒的な戦力の差に苦戦を強いられる調査チーム。その激しい攻防の中で彼らは次元の<歪み>を発見する。そしてロビンはトリスを守るため次元を超えた作戦を計画するが-。地下世界に隠された謎と異変の正体とは?そして次元を超えた戦いの末にロビンが下す決断とは?
ネタバレあり&考察
ゴニョゴニョ版のみ鑑賞の弊害を
どストレートに食らった
多大な労力とセンスがスパークした前作「JUNK HEAD」の続編。
コアなファンが多いシリーズかつ、公開規模が小さいため、AMでもかなりの入りだった。久しぶりにT・ジョイ梅田の一番左後ろの席(入口通路真上)で観れて良かった。前に何もないノンストレスで観られる好みの席。
だから気が抜けていたのか、ほとんど話は理解していない。字幕も一応読んではいるのに、だ。前作は字幕あったんだっけ?正直、それすら覚えていなかったが字幕はあったようだ。
そして労力のスゴさに感心はするものの、それで有耶無耶にされて話が一つもわからなかったことを思い出した。今回も全く同じである。というより、作品内で発せられるデタラメ言語がノイズになって、さらに理解しにくい提示の仕方になっている。

そもそも前作の設定なんかいちいち覚えていないところに、本当にややこしい設定で話を進められてもわかるわけがない。そのうえ、そのデタラメ言語はゴニョゴニョわからない言葉で基本話されるものの、普通に日本人が使っている言葉も間にちょいちょい挿しこまれる。
くだらない下ネタや、「あべのハルカス」「水曜どうでしょう」「リーブ21」「カムカムエブリバディ」等々…、枚挙に暇がない。たしかにこれ自体は即物的な笑いとして消費できるものの、本筋とはあまり関係ないし、わかりにくい話をわかりにくくするだけで全然意味がなかった。まあ、言っても手間はかかっているしスゴイ作品であることは認めるのだが、監督から公式に後出しで冷や水をぶっかけてきたので、好きになれなくなった。
「JUNK WORLD」公開3日目です!!
— 堀 貴秀 Takahide Hori (@YAMIKEN123) June 15, 2025
日本語吹き替え版と、ゴニョゴニョ版でファンの方を惑わせているようですが、日本語版も自分とスタッフだけのDIYなのです!!
字幕だと情報量が半分とかになるのでまず日本語→ゴニョゴニョ版がおすすめです!!
たいていの観客は字幕をまず観ると思うのだが、公開してから公式に吹替→字幕で観ないと理解しにくいよ~、って観てから言われてもさぁ、となってしまい…。こういうのは観る側が好きに決めていいという気持ちもあるが、公式が勝手に見方を後出しで規定してきて正直冷める、という気持ちの方がはるかに大きい。あと1回でわからせる気ないってことよな、となってさらに冷めた。監督の嬉しい気持ちはわかるし理解したい気持ちはあるが、ちょっと落ち着いてほしい。とはいえ、エンドロールの制作の裏側映像を観れば許せると言えてしまうが、今回はそこまでかな。
好きな人がキャッキャ語ればいいと思う。
自分はその輪に加わりたいとは思わない。
自分は同じストップモーションアニメ作品であれば、話がとてつもなくしっかりしている「マルセル 靴をはいた小さな貝」、もしくは、世界観が圧倒的な「MAD GOD(マッドゴッド)」の方がはるかに好きだ。
三部作とのことなので三作目も観ようとは思うが、口コミや公式の情報はシャットアウトしておこうと思う。それが一番のノイズになるからだ。
まとめ
入場者特典のステッカーがかわいいので良しとします。
キャラクター造形は本当に素晴らしいと思います。
#ジャンクワールド みるですぅ
— 近鉄 ″Throat Thrust″ 太郎 (@egoma_senbei) June 14, 2025
かわいい〜 pic.twitter.com/F99C7tLWvW
最後に
武庫女共学化問題、正直めちゃくちゃ面白い。
武庫女共学化、個人的には正直どうでもいいのたが、実力と立地的にブランド力をちょっと上げれば、京産ぐらいなら食える可能性もなくはないし、生き残りのためのウルトラCでもある。とにかく部外者の関西人としては面白いとしか思わん。
— 近鉄 ″Throat Thrust″ 太郎 (@egoma_senbei) June 17, 2025

