見出し画像

桜の終わりと夏の始まり

こんにちは、或いはこんばんは。

近頃の春はというと桜が散れば夏が顔を見せると言っていいほど短くなっておりますね。

ソメイヨシノがほとんど散った頃のよく晴れた日、久しぶりのロングツーリングに行ってきました。

X100Ⅵ2台体制になってからは初めてのロングツーリングなので、そこらへんの慣らしも含めて夏旅の予行演習って感じです。

目標をセンターに入れてスイッチ

いい道があったのでとりあえずワイコン付き X100Ⅵの28mmで1カット目。
別にここは35mmでもいいんですけど、28mmの方がしっくりくるなと思ったので。
1台しかなければわざわざワイコンを付け外ししないシーンも2台体制の今なら取り出す X100Ⅵを変えるだけで済みとても快適。

満開の桜と素敵な橋
ぶりぶりだな
綺麗な色


快調に進んでいると視界の端に桃色の塊見えたのでUターン。
近くで観察してみると桜っぽい。
サトザクラかな?

カブは小回りが効くし、小脇に停めておいても邪魔にならないので写真との相性がとてもいい。
燃費もいいし積載量も素晴らしいので旅に最適。
(タンクが4Lというところだけがネック、それでも200kmは走るんだけどね)

鳥も気持ちよさそう


新緑と常緑のコントラストに惹かれて停まる。
青い空に緑のコントラスト、川のせせらぎと鳥の声。
春と夏の間、この短い期間にだけ味わえるなんとも言えない喜びは言葉にできない。
どこまでも走って行けそうな程気持ちがいい。


道の駅にて
並んだチューリップ


道の駅の食堂にてカツサンドを購入。
かれこれ3度目ではあるが、毎回このカツサンドを買ってしまう。
外で食べようと食堂を出ると思いの外風が強く寒かった。
しかし一度出た手前戻るのも恥ずかしくて、結局誰もいない休憩所で黙々と食べることにした。
温かい室内と離れたモニターから流れ続ける観光ビデオが眠気を誘う。
このままだとダメになってしまうので、最後の一口を強引に詰め込み寒空の下待つカブのもとへ戻る。
北上してきたからか寒くなっており、途中までの心地よさは何処へやら。

そこら中に落ちている桜の花弁が春を告げているのに
少し夏の匂いがする
古い駅が好き
あっちも
こっちも
風が吹く度桜が舞う
この花弁達は何処へ向かうのだろうか
桜溜まり
地下をゆく
ここにも春
トイレにまで押し寄せる


素敵な駅に到着。
ホームの向こうに海が見えて好きな場所。
この日は風が強くて桜も舞い散りより一層素敵な景色。
駅前ロータリー(と言っても少し開けただけの場所)には大きな桜の木があって、その木が落とした花弁が水溜りに集まって大きな桜溜まりになっていた。
桜は咲いてる時も綺麗だけど、散り際から散った後が1番綺麗だと思う。
風に運ばれた花弁はいたるところにあり、トイレの中にまで花弁があった。
トイレを覗き込んでこんなにも嬉しい気持ちになったのは初めてだ。

青い海、赤い灯台。
軽トラがかわいいね
小さな入江
ここに住みたい


僕は小さな港町が好きだ。
観光地化されていない素朴で自然の美しさに溢れている所だとなおいい。

道中寒かったのが嘘のように暖かく、上着を全て脱いで春と夏の間を満喫する。

赤と青
細い坂道と降った先に海
この景色が1番好きだ
旅情がある
X100Ⅵ2台体制になったことで、X100ⅥでX100Ⅵが撮れる。
これは結構嬉しいポイント。


カブでも回れるけど、ゆっくり港町を楽しみたいのでカブを停めて徒歩に切り替える。
こんなに素敵な景色、すぐに通り過ぎちゃったらもったいないからね。

何気ないこういう道も大好き
願わくばこういう所で眠りたいものだ
左下の小道も痛んだ屋根瓦も海も船も灯台も全部好き
木陰で休憩
少しずつ降っていく
郵政カブと海
生活
頭上に鳥
路地を抜けた先に海
海辺の古屋
近くで見ても綺麗
緩やかなS字に心躍る
降ったかと思えば登り、この地を見守る神様に挨拶。
神社の裏手から
生活
下向く花と上向く花
小さな畑
ここからも海が見える
坂と海
気持ちのいい風
そろそろ行こうか


2時間程散策し、後ろ髪を引かれつつも次の町へ。

駅長
たまたま散歩中だったので撮らせてもらった
この町はここからの景色が1番好き
四角いテトラポッド
錆びた橋と躍る波


そろそろ帰った方がいいとは思いつつ、次の場所へ。

島に鳥居
白い花が西陽に照らされて少し色付く
青鷺バイバイ


好きな道がある場所に向かったけど、工事中で景色が変わっていた。
確認のために奥まで歩いていくと何やらお洒落な雰囲気の建物が建設中だった。

いつまでも同じ景色が見られるとは限らない。
今この時が最後かもしれないと思いつつシャッターを切る必要があると、改めて思い知らされる出来事だった。


いつの間にか傾いた日を背に、徐々に冷たくなっていく空気を全身に感じながらアクセルを回す。
変わらない家に帰るために。


ではまた、いつか、どこかで。

いいなと思ったら応援しよう!