<にやにや日記>バイバイ ボイヤー
去年の11月
近年だいぶ普及している電気ケトルの話だ。
新しいものに疎い我が家では、お湯を沸かすのにやかんを使ってきたが、去年おもむろに取り入れることになった。とは言え、どんな感じか分からないので、いきなり有名メーカーのものに手を出すことはせずにネットで探すことにした。
「商品レビューがまあまあ」「容量が多い」という条件のもと、夫が選んだ容量1.7Lでグレーの格安ケトルを購入した。
私は動物や植物を「この子」という言い方はあまりしないのだが、物には結構な確率で名前をつける。今回は夫の命名でボイヤーという名前がついた。特に意味などない。ボイラーとかファイヤーみたいな感じだろう。
思いのほか役立つボイヤー
実際使ってみるとボイヤーはとても役に立った。ガスコンロにやかんをかけてもなかなか沸騰しないし、火をつけていることをうっかり忘れそうになったりするが、あまり待たずにお湯が沸いて電源が切れる。スイッチを押してほったらかしておけるので余計に早く感じる。
同時に電子レンジやドライヤーを使うとブレーカーが落ちるという欠点はあったが、ラーメンのどんぶりを前もって温めたりもできて便利さを実感したのだ。
さらに、私は毎日大量に水分を摂る。家では主に紅茶を飲んでいて、1Lのコーヒーサーバーに作ったものを2時間くらいで飲み切ってしまうので、休日で自宅にいる場合には、お茶のためだけに数回以上お湯を沸かしている。
それ以外にも、先述のように料理の際などにちょこちょこ使っていたため、ボイヤーは人間が起きている時は休むことなく働くことになったのだ。
酷使の末に
ボイヤーとの急な別れは一昨日のことだった。
夕食後にお茶を入れるためにお湯を沸かしたが、少し時間が経ってしまったのでスイッチを入れ直した。保温機能がないのでそうすることが多かったのである。
あれ、オレンジのランプががつかない。
少し冷めたお湯でお茶をいれてから、ボイヤーの底面が濡れていないか、通電する置き台はどうかと見て、一応拭いてみたが水が付いている感じではない。コンセントを抜いて放置し、しばらくたってから何度か試してみたがダメみたいだ。
これは完全に壊れたと確信した。
いつ買ったのかを調べると去年の11月。保証期間はとっくに過ぎていたし、これまでの厳しい扱いと総稼働時間を思うと大往生と言ってもいいだろう。
しかし今まで実にいい仕事をしてくれた。宅配ピザのMサイズ1枚よりも安いのに1年以上持ったのなら十分だ。

とりあえず、うっすら埃をかぶった古いやかんを洗ってコンロでお湯を沸かした。なかなか沸かない。
金曜日は不燃ごみの日。このボイヤーには感謝しかない。
そして近日中に同型のボイヤー2世が届く予定だ。
ではではまた
