思い返せば、だいたい黒歴史 第1章
思い返せば、笑い話というのは誰にでも一つや二つはあると思う。
しかし、思い返してもなお黒歴史なのが、これから話す「K-popアイドルのファンだった頃の私」の話だ。
3つほどに分けて話せたらいいなと思っている。
記憶がだんだん薄れてきているのか、はたまた都合よく忘れようとしているのかはわからないが、思い出せないことが増えてきた。
だからこそ、忘れてしまう前に、ここに記録として残しておこうと思う。
……もっとも、この記録自体が、すでにとんでもない黒歴史臭を放っている気もするのだが。
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そもそも私は、昔から誰かのファンだった。
なんにでもハマりやすいオタク体質なのだ。
覚えているだけでも、小学生の頃には、クラスメイトたちが嵐や関ジャニ∞、NEWSに心を奪われている中、たったひとりジャニーズJr.にハマっていた。
そこから数年は、ジャニーズの中に推しがいる生活が続いた。
その後、俳優に2人の推しができた。
今も応援していて、うち1人は2024年に結婚したのだが、その報告を聞いたときは本当に嬉しかった。
おめでとうのInstagramストーリーを投稿したところ、夫婦そろって見てくれて、通知を見た瞬間は飛び跳ねるほどだった。
そしてこのあと、EBiDANの沼にどっぷりと浸かっていくことになる。
授業が終わると急いでリリースイベントへ向かったりもしていた。
まだ、DISH//やM!LKがイオンやららぽーと、池袋サンシャインなどでリリースイベントをしてくれていた頃の話だ。
いつか、このEBiDANに狂い、そして良い意味で狂わされていた日々の話もできたらいいなと思っているので、その時はもう少しだけお付き合いいただけると幸いである。
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そんなこんなで日本人の推しを追いかけていた私だったが、ある一本の韓国バラエティ番組をきっかけに、黒歴史の幕が上がることになる。
そのバラエティ番組は、アイドルたちがイントロドンの勢いで前に走り出し、流れてくる曲に合わせて踊る、というものだった。
出演していたのは、同年デビューの第3世代アイドルが3組。
その中に、もともと素敵だなと思っていた女の子がいて、その子を見るためだけに見た番組だった。
ところがどっこい、目を引いたのは別の人だった。
身長に対して顔が異様に小さく、アイドルグループの曲を完璧に踊るその姿に、「なんなんだ、この人……」と目が離せなくなった。
これがすべての始まりだった。
急いで画面に映るグループ名を調べ、Wikipediaも見たが、いまいちピンとこない。
名前は分かっても顔が分からず、特定のしようがなかった。
いくつものサイトを巡って、ようやく辿り着いたファンサイトには、身長はもちろん、兄弟や好きなものまで細かく書かれていた。
そこでようやく、“彼”の顔と名前が一致した。
仮にここではAとしておこう。
もう止められない。止まらない、かっぱえびせん状態だ。
Twitter(現X)のアカウントをすぐに作り、すぐにお友達探しを始めた。
アカウントを開設してから、わずか3時間後には5人ほどお友達ができていた。
そんなこんなでハッピーオタクライフが始まったわけだが、ある日、全くのノーマークだったメンバーBが突然、煌めいて見えたのだ。
(本当に光って見えた、今でも謎だ)
そして、気づけば、なぜかBのファンになっていた。
あれ、Aはどうした?と思うだろう。
なんとAは、2推しの存在となっていた。
(2推し=2番目の推し)
なぜ2推しになってしまったのか。
それなのに、どうしてまた最推しに戻ったのか。
長くなってしまったので、序章はこの辺にして、続きは次の更新にて。
