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「酒が弱い」は欠点じゃない。大学生活を通じて気づいた新たな価値観

こんにちは、Kennyです。私はこの春に大学を卒業し、4月から新社会人になる一歩手前の大学生です。

私のプロフィールを簡単にお話しすると、日本生まれ海外育ちの帰国子女で、小・中・高・大とずっとスポーツ系の部活/チームに捧げてきたスポーツオタク。そのせいか、初対面の人からは決まってこう思われます。 「体格いいし、帰国子女なら、お酒めちゃくちゃ強そうだね!」

しかし、事実は真逆。両親もお酒を一滴も飲まず、私自身も「お酒が激弱」「お酒の席が嫌い」な大学生です。そんな私が、日本特有の飲み会文化に抱いた違和感と、それを払拭してくれた二つの出会いについてお話しします。


地獄だったサークル合宿。お酒が「目的」になった瞬間のグロさ

大学入学当初、バスケサークルを選ぼうとした私は、ある「選択」をしました。新歓イベントの多くがお酒メインだった中、唯一「練習と試合」に真剣に取り組んでいたサークルに入会したのです。

練習は充実していました。しかし、数ヶ月後の合宿で事件は起きます。 夜、宴会場に敷かれたブルーシート。運ばれてくる異常な量の酒。始まったのは、「飲みゲー」の嵐でした。

その光景に、私は吐き気さえ覚えるほどの「グロさ」を感じました。翌朝、二日酔いで誰も起きてこない静かなロビー。結局、ほとんど試合もできずに終わった合宿。

それ以来、私はサークルを離れ、純粋にスポーツを楽しめる都度払い制の外部チームへ居場所を移しました。

救いの一言「酒でしか仲良くなれない奴は、逃げているだけ」

「お酒が飲めなくて可哀想」「真面目すぎるよ」 そんな言葉を投げかけられるたび、私は「社会人になっても無理して飲まないといけないのか」と、将来に強い不安を抱いていました。

そんな私の価値観を一変させた、一人の友人がいます。 彼はとにかくお酒に強く、いくら飲んでも顔色一つ変えません。しかし、私と食事をするとき、彼は一滴も飲まないのです。気を使っていないか尋ねると、彼はこう言い切りました。

「酒を飲むのはただの手段。酒でしか打ち解けられない奴は、ただ逃げているだけ」

お酒に強いはずの彼が、お酒に依存せず、目の前の会話を大切にしている。その姿を見て、私は「飲めない自分」を肯定できた気がしました。

シンガポール留学で知った、本当の「乾杯」の姿

さらに決定的な体験となったのが、シンガポールへの留学でした。

現地の友人と食事に行くと、テーブルの上にはビールを頼む人もいれば、当然のようにソフトドリンクを飲む人もいます。日本の飲み会に慣れすぎていた私は「お酒飲まなくていいの?」とつい聞いてしまいました。

友人たちの答えはシンプルでした。 「飲みたいものを飲めばいいじゃん!」

そこには、何十杯も飲み干す人も、飲みゲーを強要する人もいません。お酒を飲む人も飲まない人も、同じ熱量で会話を楽しみ、笑い合う。 「好きなものを飲み、おいしいものを食べ、会話を楽しむ」という当たり前のことが、これほど心地よいものかと感動したのを覚えています。

「なぜ、お酒にここまで執着するのか?」

私は上記二つの経験を通じて、価値観を一変することができました。飲み会に参加しても、堂々とお酒が飲めないと言える。なぜならそれは私のアイデンティティの一つだからお酒を飲むことは選択種に過ぎないから。

しかし、お酒が飲めない人というのは、案外少数派です(少なくとも私の周りでは)。そんな少数派の私からすると、なぜ日本人はそこまでお酒に執着するのだろうか?と疑問に思うことが多々あります。

正直、日本独特の「飲み会」文化は大嫌いです。できることなら一つも参加したくありません。

おわりに:4月から社会人になる私の不安と、同じ不安を持つあなたへ

今までの経験を通じ、「お酒=悪」ではない付き合う相手と場所を間違えてはいけない、ということに気付かされました。

お酒が飲めないことは、今では私の大切なアイデンティティの一つです

4月から社会人になりますが、飲み会では「全く飲めない」と正直に伝えるつもりです。

もちろん、「飲めない=失礼」と思われるのではないかとか、不安ばかりです。しかし、お酒の力を借りずとも、誠実に、楽しくコミュニケーションを取る方法はいくらでもあると知っています。

もし、これから大学生になる人で、お酒に自信がない人がいたら、これだけは伝えたいです。 無理に合わせる必要はありません。お酒はあくまで「手段」であり、目的ではありません。

もし、それでもお酒を強制されたり、少しでもそれが嫌だったら、私のように距離を置いてしまいましょう。

お酒が飲めない人もいれば、お酒は好きだけど、話が合う人。お酒を強制せず、会話を楽しめる人はたくさんいます。

自分らしく、好きな飲み物を持って、最高の会話を楽しみましょう。

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