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SIerから社内SEへの転職は難しい?社内SE未経験でも評価される経験と転職成功のポイント

「SIerから事業会社の社内SEへ転職したいけれど、社内SEの経験がないと難しいのでは?」

「これまでのシステム開発経験は、事業会社でも評価してもらえる?」

このような疑問を持つシステムエンジニアの方も多いのではないでしょうか。

結論からいえば、社内SEとしての実務経験がなくても、SIerで培った経験を活かして転職することは十分可能です。

大切なのは、単に「IT経験があります」と伝えるのではなく、企業が抱える課題と自分の経験を結び付けて説明することです。

SIerから社内SEへの転職は本当に難しい?

社内SEは、自社のシステムに長く関われることや、客先常駐ではなく自社で働けることなどから、比較的人気の高い職種です。

そのため、求人によっては経験者同士の競争になることもあります。

一方で、事業会社が求めているのは、必ずしも社内SE経験者だけではありません。

現在、多くの企業が次のようなIT課題を抱えています。

・基幹システムや業務システムの刷新
・ERPの導入・運用
・クラウド環境への移行
・ネットワークやサーバーの再構築
・情報セキュリティの強化
・DXや業務効率化の推進
・ITベンダーの選定や管理

こうした課題に対して、SIer側でシステム導入やプロジェクト推進に携わってきた人材が必要とされることがあります。

「社内SEの経験がないから難しい」と考えるのではなく、「自分の経験をどのように活かせるか」という視点で求人を探すことが重要です。

社内SEへの転職で評価されやすい5つの経験

1.要件定義・顧客折衝の経験

社内SEは、システムやパソコンを管理するだけの仕事ではありません。

営業、製造、経理、人事などの社内部門から課題や要望を聞き、ITを使った解決方法を考える役割も担います。

SIerで顧客の要望をヒアリングし、要件へ落とし込んできた経験は、社内SEでも活かせます。

2.業務システムの開発・導入経験

販売管理、生産管理、在庫管理、会計、人事給与、物流などの業務システムに携わった経験も評価されやすいポイントです。

企業が使用しているシステムと自分の経験領域が近ければ、即戦力として評価される可能性があります。

プログラミングの経験だけでなく、システムを通じて顧客の業務を理解してきたことも強みになります。

3.PM・PLとしてプロジェクトを進めた経験

事業会社では、社内SE自身が開発を行わず、外部のITベンダーへ依頼することがあります。

社内の要望を整理し、ベンダーとの打ち合わせや進捗・品質・予算の管理を行うため、PM・PLとしてプロジェクトを動かした経験は大きなアピール材料になります。

4.インフラ・クラウド・セキュリティの経験

社内SEの求人には、業務システムだけでなく、社内ITインフラを担当する仕事もあります。

例えば、次のような経験です。

・ネットワークやサーバーの設計・構築
・AWS、Azureなどのクラウド環境
・Microsoft 365
・Active Directory
・情報セキュリティ対策

インフラやクラウドに強みを持つ方にも、社内SEへ転職できる可能性があります。

5.特定業界に関する業務知識

どのような業界のシステムに携わってきたかも重要です。

例えば、製造業向けのシステムを長く担当してきた方であれば、生産管理、在庫管理、原価管理、調達、品質管理などの業務を理解しているでしょう。

このような業界知識は、メーカーの社内SEを目指す際の強みになります。

転職活動で注意したい2つのこと

転職理由を「働き方」だけにしない

「客先常駐をやめたい」「残業を減らしたい」「納期に追われたくない」といった希望も、転職を考えるきっかけの一つです。

しかし、それだけでは企業に十分な志望動機として伝わらないことがあります。

・自社の業務やシステムに長期的に関わりたい
・利用部門と直接関わりながら業務改善を進めたい
・システム導入の経験を事業会社側で活かしたい

このように、これまでの経験と社内SEとして実現したいことをつなげて説明しましょう。

技術経験だけをアピールしない

社内SEには、技術力だけでなく、社内関係者との調整力やコミュニケーション力も求められます。

「Javaを〇年経験した」「AWSを扱ってきた」という説明だけでなく、その技術を使ってどのような課題を解決したのか、関係者とどのように調整したのかまで伝えることが大切です。

「社内SE」という職種名だけで選ばない

社内SEの仕事内容は、企業によって大きく異なります。

・PC設定やアカウント管理、ヘルプデスクが中心
・基幹システムの企画、導入、ベンダー管理が中心
・ネットワーク、クラウド、セキュリティが中心
・DX、業務改革、データ活用が中心

「社内SEへ転職すること」だけを目的にすると、入社後に仕事内容とのミスマッチが生じるかもしれません。

どのような社内SEとして働きたいのかを考え、求人票の職種名だけでなく、実際の担当業務や情報システム部門の役割まで確認しましょう。

これまでの職務経歴を分解してみよう

自分の経験が社内SEで活かせるかを考えるときは、次の5項目を整理してみてください。

1.何のシステムを担当したか
2.どの工程を経験したか
3.誰と仕事をしてきたか
4.プロジェクトでどのような役割を担ったか
5.どの業界を経験してきたか

ここまで整理すると、自分のどの経験が事業会社で評価されるのかが見えやすくなります。

SIerから社内SEへの転職は「経験のつなぎ方」が重要

SIerから社内SEへの転職では、社内SE経験の有無だけで判断する必要はありません。

ITに関する専門性に加えて、顧客の業務を理解してきた経験や、システム導入・プロジェクト推進の経験を求めている事業会社もあります。

重要なのは、社内SEという職種名の求人を探すことではなく、自分の経験を評価してくれる企業を探すことです。

これまでの経験を丁寧に整理し、自分が目指したい社内SEの姿を明確にしたうえで、転職活動を進めていきましょう。


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「自分の経験で、どのような社内SEを目指せるのか」「今転職するべきか、もう少し経験を積むべきか」といった段階からでもご相談いただけます。

これまでの経験を整理しながら、社内SE・情報システム・IT企画・DX推進など、今後のキャリアの可能性を一緒に考えていきましょう。


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