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『サイロ シーズン3』を見終わって。ジュリエットの記憶と「サイロの謎」を考えてみた


『サイロ』シーズン3を見終わりました。

シーズン1からずっと気になっていたのが、

「このサイロはいったい何のために作られたのか?」

ということ。

シーズン3では、ジュリエットの物語だけではなく、サイロそのものの謎や、今の世界につながる過去の出来事まで少しずつ見えてきます。

ただ、個人的には「謎が全部解けた」という感じではありませんでした。

むしろ、一つの謎が見えてくることで、

「じゃあ、これはどういうことなんだろう?」

と、新しい疑問がまた出てくる。

この感じが、やっぱり『サイロ(Silo)』らしいなと思います。

今回は『サイロ シーズン3』のストーリーを簡単に整理しながら、ジュリエットのことや、サイロが作られた理由について、自分なりに考えてみました。

※ここから先はシーズン3のネタバレを含みます。

『サイロ シーズン3』はどんな物語?

『サイロ』は、外の世界が危険な場所になったあと、人々が巨大な地下施設「サイロ」の中で暮らしている世界を描いたSFドラマです。

外の世界を見ることは危険。

そして、サイロの外に出ることには大きな意味があります。

これまでのシーズンでも、

「なぜ外の世界は危険なのか?」

「誰がサイロを作ったのか?」

「なぜ人々はサイロの中で暮らさなければならないのか?」

という疑問が少しずつ描かれてきました。

シーズン3では、こうした疑問がさらに深くなっていきます。

特に中心になるのが、ジュリエットです。

ジュリエットが何を知り、何を失い、そして何を取り戻そうとしているのか。

そこを追っていくと、サイロという世界そのものの秘密にもつながっていきます。

ジュリエットの現在が気になる

シーズン3で特に印象に残ったのが、ジュリエットの存在です。

これまでのジュリエットは、自分の目で確かめ、自分で答えを探そうとする人物でした。

誰かに言われたことをそのまま信じるのではなく、

「本当にそうなの?」

と疑って、自分で確かめようとする。

この性格が『サイロ』という世界では非常に重要なんですよね。

なぜなら、この世界では「知らないこと」そのものが大きな意味を持っているからです。

何を知っているのか。

何を知らされていないのか。

そして、誰が情報を管理しているのか。

シーズン3を見ていると、単純なSFドラマというよりも、「情報を知ること」がテーマになっている作品だと感じます。

「記憶」というものが持つ意味

今回、個人的に気になったのがジュリエットの記憶です。

記憶というのは、普通なら自分自身を証明するものですよね。

「私はこういう人間だった」

「私はこれを見た」

「私はこれを知っている」

という、自分自身の過去そのものです。

ところが『サイロ』では、その「記憶」さえも不確かなものに見えてきます。

もし自分が覚えていることが本当に正しいのか分からなくなったら?

もし誰かから教えられた過去が、本当の過去ではなかったら?

そう考えると、ジュリエットが置かれている状況はかなり怖いものがあります。

サイロの中では、外の世界だけではなく、自分自身の記憶さえも「本当に信じていいのか?」という問題になってくる。

ここがシーズン3の面白いところだと思いました。

サイロの中で暮らすことは、本当に安全なのか?

『サイロ』を見ていると、いつも思うことがあります。

サイロは、人間を守るために作られた場所なのか。

それとも、人間を閉じ込めるために作られた場所なのか。

もちろん、外の世界に危険があるのであれば、地下で生活することには意味があります。

でも、それだけでは説明できないこともあります。

なぜ人々は外の世界について詳しく知らないのか。

なぜ過去について自由に話せないのか。

なぜサイロには、これほど多くのルールが存在するのか。

そして、なぜ人々はそのルールを守り続けているのか。

ここを考え始めると、サイロという場所そのものが一つの巨大なシステムに見えてきます。

「サイロはなぜ作られたのか?」

シーズン3を見ていて、一番考えさせられたのがここでした。

「サイロは、いったい誰のために作られたのか?」

人類を守るため?

未来のため?

それとも、別の目的があったのでしょうか。

もしサイロが単純に「安全な避難場所」として作られたのであれば、ここまで複雑なルールや情報管理が必要だったのか。

そう考えると、少し違う見方もできます。

もしかすると、サイロに住む人々を守るためには、「真実をすべて知らせない」という方法が必要だったのかもしれません。

でも、ここには大きな問題があります。

人間は、何も知らないほうが幸せなのか?

それとも、危険であっても真実を知る権利があるのか?

『サイロ』はSFドラマですが、こういう部分は現実の社会にもつながっているように感じます。

「真実を知ること」は本当に幸せなのか?

ジュリエットを見ていると、このテーマがかなり重要だと思います。

普通のドラマなら、

「真実を知れば問題が解決する」

という展開になりそうです。

でも『サイロ』は少し違います。

真実を知ったからといって、必ずしも幸せになるわけではない。

むしろ、知ってしまったことで、それまで信じていたものが全部変わってしまう可能性があります。

家族。

仲間。

自分が暮らしている場所。

そして、自分自身。

もし今まで信じていた世界が嘘だったとしたら、何を信じればいいのか。

ジュリエットが抱えている問題は、単純な「謎解き」ではないんですよね。

真実を知ったあと、人はどう生きるのか。

そこまで考えさせられるところが、『サイロ』の面白さだと思います。

シーズン3でさらに広がる世界

もう一つ面白いのが、物語の時間軸が広がっていくところです。

これまでの『サイロ』では、基本的に「今、サイロの中で何が起きているのか」という部分が大きなテーマでした。

ところがシーズン3では、サイロが作られる前の時代にも目が向けられます。

つまり、

「現在のサイロ」

だけを見るのではなく、

「そもそも、なぜこんな世界になったのか?」

というところまで物語が広がっていく。

個人的には、この変化がかなり面白かったです。

世界観が広がれば広がるほど、今までの出来事にも別の意味が見えてくるからです。

『サイロ』は「答え」より「疑問」が面白い

『サイロ シーズン3』を見ていて改めて思ったのが、

このドラマは「答え」そのものより、「次の疑問」が面白い作品だということです。

一つの謎が分かる。

すると別の謎が出てくる。

その謎を考えていると、以前のシーンまで気になってくる。

この繰り返しです。

だから、一度見ただけでは気づかなかった部分を、もう一度見返したくなります。

「あのシーンは、もしかしてこういう意味だったのかな?」

と考えながら見ると、また違った面白さがあります。

ジュリエットはこれからどうなる?

シーズン3を見終わって、やっぱり気になるのはジュリエットのこれからです。

彼女がこれまで知ったこと。

これから知ること。

そして、サイロという世界そのものとの関係。

まだまだ気になる部分があります。

特に、

「ジュリエットが知った真実を、他の人々はどう受け止めるのか?」

というところは、今後かなり重要になってくるのではないかと思っています。

一人が真実を知るだけなら、それは個人の問題です。

でも、その真実が他の人にも広がったら?

その瞬間、サイロという社会そのものが変わってしまう可能性があります。

そう考えると、ジュリエットの物語は一人の女性の物語だけではなく、サイロ全体の未来に関わる話なのかもしれません。

『サイロ シーズン3』を見終わって

個人的には、シーズン3は「サイロという世界をもっと知りたくなるシーズン」でした。

ジュリエットの物語ももちろん気になります。

でも、それ以上に、

「この世界はいったいどうやって始まったのか?」

「誰が何のためにサイロを作ったのか?」

「人々は本当に守られているのか?」

という疑問が大きくなりました。

そして面白いのが、これらの疑問には簡単な答えが出ないところ。

『サイロ』は派手なアクションだけで楽しむSFではなく、世界の仕組みや、人間が「知らされること」「知らされないこと」について考えさせられる作品だと思います。

シーズン3を見終わったあと、

「もう一回最初から見てみようかな」

と思えるタイプのドラマでした。

日本語字幕でじっくり見返したい人に

『サイロ』は、ストーリーだけでなく会話や細かい描写にも意味がある作品なので、字幕を確認しながらもう一度見返すのも面白いと思います。

特にシーズン3は、これまでのシーズンを見てきた人ほど「この部分は何を意味しているんだろう?」と考えたくなる場面が多い作品です。

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『サイロ』のような海外ドラマが好きなら

『サイロ』のように、緊張感のあるストーリーや謎の多い海外ドラマが好きなら、ほかの作品もおすすめです。

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まとめ

『サイロ シーズン3』は、ジュリエットの物語を追いながら、サイロという世界そのものについて考えさせられるシーズンでした。

「なぜサイロが作られたのか?」

「外の世界では何が起きたのか?」

「人間は真実を知るべきなのか?」

そして、

「ジュリエットはこれから何を選ぶのか?」

まだまだ気になることがたくさんあります。

個人的には、シーズン3を見終わった今だからこそ、シーズン1からもう一度見返してみたくなりました。

最初に見たときには何気なく見ていた場面も、シーズン3まで見たあとなら、違う意味に見えるかもしれません。

『サイロ』が好きな方は、ぜひ一度、最初から見返してみてください。

そして、

「このシーンって、もしかして最初から伏線だった?」

と思ったところがあれば、ぜひコメントで教えてください。


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