「給与が低いから採れない」は思い込みだった…人が採れない中小企業が気づいていない7つの落とし穴
「また採用できなかった」─ その原因、本当に給与だと思っていますか?
「今回も採用できなかった。やっぱり給与が問題なんだろうか」
採用担当者として、そんなため息をついた経験はありませんか。
求人を出しても応募が来ない。面接まで進んでも、なぜか内定を辞退される。せっかく採用できたと思ったら、3ヶ月で辞めてしまう。そのたびに「うちの会社は給与が低いから仕方ない」と自分に言い聞かせてきた方も多いのではないかと思います。
でも、結論からお伝えします。
給与は、採用がうまくいかない本当の理由ではありません。
人が採れない中小企業には、給与とは無関係の「7つの落とし穴」が必ず存在します。この記事では、その落とし穴を一つひとつ明らかにし、明日から使える具体的な改善策をお伝えします。
この記事を読み終えたとき、あなたは「なぜ自社が採用できていないのか」を正確に診断し、優先して手を打つべき課題を特定できるようになります。
この記事は、「頑張って採用活動をしているのに、なぜかうまくいかない」と感じている中小企業の採用担当者の方に向けて書きました。
私は人事・採用コンサルタントとして20年以上この業界に携わり、5,000人以上の採用面接を担当し、500社以上の採用支援をしてきました。現在は「KM3 Creative Studio」の代表として、中小企業の採用課題と向き合い続けています。
頑張っているのに採れない。それはあなたのせいではありません
採用がうまくいかないとき、多くの採用担当者は「自分の力不足だ」と感じます。
求人票を何度も書き直して、面接の質問を工夫して、会社説明会の資料を作り直して。それでも応募が来ない、辞退される、定着しない。そのサイクルが続くと、だんだん「この会社では採用なんて無理なのかもしれない」という無力感に変わっていきます。
でも、断言します。
あなたの努力の方向性が間違っているだけで、あなた自身の問題ではありません。
私がこれまで支援してきた中小企業の中に、こんな会社がありました。製造業を営む従業員40名の会社で、3年連続で採用目標を達成できていませんでした。採用担当者は毎年求人票を更新し、複数の媒体に掲載し、面接も丁寧に対応していました。それでも採れない。
原因を一緒に調べたところ、求人票の内容が「会社が伝えたいこと」で埋め尽くされていて、「応募者が知りたいこと」がひとつも書かれていないことがわかりました。採用担当者の努力が、的外れな方向に向かっていたのです。正しい方向に向け直したところ、翌年の採用目標を初めて達成しました。
問題は「やる気」でも「給与」でもなく、「どこを直すか」だったのです。
人が採れないのは、構造的な問題です。構造を直せば、必ず結果は変わります。
「給与を上げれば解決する」という最も危険な思い込み
ここで、多くの採用担当者が信じている「常識」を一度疑ってみてください。
「採用がうまくいかないのは給与が低いから」という考え方です。
これは半分正しくて、半分大きな間違いです。
確かに給与は採用において重要な要素のひとつです。しかし、採用コンサルタントとして500社以上を見てきた私の結論は、「給与が採用失敗の根本原因である会社は、全体の2割以下」だということです。
残りの8割の会社は、給与以外のところに問題があります。
そして、ここが最も危険な点なのですが、「給与のせいだ」と思い込んでいる限り、本当の問題に気づけません。給与を上げても採用できない、という状況が続き、コストだけが増えていきます。
人事の現場では、こんなことがよく起きています。
同じ業界・同じ給与水準で、採用に成功している会社と失敗している会社が並存しています。違いは給与ではありません。採用のプロセスと、自社の見せ方と、選考のスピードです。
採用は「条件の競争」ではなく、「伝え方と仕組みの競争」です。
給与を上げることを考える前に、まず自社の採用プロセスを点検してください。そこに必ず、改善できる落とし穴が潜んでいます。
人が採れない中小企業が陥る7つの落とし穴(全体像)
私がこれまで500社以上の採用支援を通じて特定した、採用を妨げる「7つの落とし穴」をご紹介します。
「人 採れない」と悩んでいる会社は、必ずこのいずれかに該当します。複数に該当する会社も珍しくありません。
落とし穴① 求人票が「会社の都合」で書かれている
→ 応募者目線がゼロで、優秀な人材が読む前に離脱している
落とし穴② 採用基準が「担当者の頭の中」にしかない
→ 言語化されていない基準が、ミスマッチと採用ブレを量産している
落とし穴③ 選考スピードが致命的に遅い
→ 「検討します」の間に、優秀な候補者は競合他社に流れている
落とし穴④ 面接が「尋問」になっている
→ 候補者に選ばれる時代に、会社だけが「選ぶ側」のつもりでいる
落とし穴⑤ 自社の魅力を言語化できていない
→ 「特に強みがない」と思っている会社ほど、実は埋もれた魅力がある
落とし穴⑥ 採用後のオンボーディングが場当たり的
→ 採用できても定着しない会社が見落としている、入社後30日間の設計
落とし穴⑦ 採用を「人事だけの仕事」にしている
→ 全社巻き込み型に変えた会社が、採用力を劇的に上げた理由
この7つの落とし穴は、どれも給与とは関係がありません。そして、どれも「仕組みを変えること」で改善できます。
ここから先で、各落とし穴の「診断方法と処方箋」を完全公開します
ここまで読んでいただいた方は、すでに「自社はどの落とし穴に該当するのか」が気になっているはずです。
有料パートでは、7つの落とし穴それぞれについて、以下を完全公開します。
なぜその落とし穴にはまるのか(構造的な原因)
自社が該当するかどうかの診断ポイント(すぐ確認できる)
明日から実行できる具体的な改善策(手順付き)
実際に改善した会社の事例(数字入り)
さらに、有料パートの最後には以下を収録しています。
自社採用力の診断チェックリスト10項目(そのままコピーして会議で使える)
よくある失敗パターン3つと回避策(20年の現場で見てきた「惜しい会社」のパターン)
この記事1本で、採用コンサルタントに依頼する前に「自社で何をすべきか」が明確になります。
保存版として何度も見返せる構成にしていますので、ぜひ手元に置いてご活用ください。
【無料相談実施中】
「自社の場合はどう変えければいい?」という悩みをお持ちなら、まずはKM3 Creative Studioの「無料相談(60分)」をご活用ください。
▼あわせて読みたい
「求人をいくら出しても、良い人材からの応募が来ない……」と悩んでいませんか? 媒体の営業マンは絶対に教えてくれない、採用のミスマッチを根本から防ぐための「正しい媒体選びの裏基準」を人事歴20年のプロが徹底解説します。
それでは、有料パートに入ります。
ここから先は
¥ 3,000
記事が役立ったら応援いただけると嬉しいです。大切に活用させて頂きます。
