出版社やって儲かるの? その2
7月6日、ついに普通自動車第一種免許(AT限定)を取得した。
実は、20年以上前に免許を取っていたんだけれど、更新を忘れて失効していたのだった。
去年末に免許センターに入所してから、なんやかんやで半年以上かかってしまった。車を買う予定はないけど、これからの人生ではレンタカーとかをたまに運転していこうと思う。
それと、同じ7月6日に、取次の鍬谷書店からはじめて入金があった。
2,888,191円!金額がデカい!うれしい!
これではじめて入金ベースで黒字になった。
せっかくなので、現状の売り上げなどをまとめてみることにした。
紙代や印刷代が高くなって、出版社はぜんぜん儲からない、なんてことがさかんに言われている昨今だけど、そんなことないよ!って言ってみたい(言えないかもしれないけど)。
まずは掛かった経費から。
※金額は売上も経費も税抜きです。
『書店員の怒りと悲しみと少しの愛』
四六判変形/256ページ/並製
本体価格1900円/ISBN978-4-9914580-0-2
〇1刷 3500部
・印刷+用紙代 630,000円(だいたい)
・装丁+文章設計+組版+校正 453,600円
・印税 532,000円
・その他製作費
・印刷、スキャンなど 38,398円
・ゲラ郵送など 16,070円
・営業経費 18,000円(ざっくり)
・打ち合わせ代など 20,000円(ざっくり)
◎1刷合計 1,708,068円
〇2刷1500部
・印刷+用紙代 370,000円(だいたい)
・校正+修正 30,000円
・印税 228,000円
◎2刷合計 628,000円
〇3刷700部
・印刷+用紙代 300,000円(だいたい)
・修正 5,000円
・印税 106,400円
◎合計 411,400円
〇3月~6月の間の諸経費
・印刷、スキャンなど 4,630円
・直送送料 22,752円
・梱包資材など 14,668円
・営業経費 50,000円(ざっくり、大阪出張込み)
・広告費 14,000円
・打ち合わせ代など 21,044円
・書籍代など 13,221円
◎合計 140,315円
合計部数5700部、製作費+営業経費などの合計
=2,887,783円
というわけで使ったお金が288万円です。
それで入金があったお金がこちら。
経費も税抜きなので売り上げも税抜きです。
取次入金 2,680,568円
直取引 791,730円
◎入金合計 3,472,298円
つまり、入金ベースでは、3,472,298円ー2,887,783円=584,515円の黒字です。
と書くと少ない。何しろ私は2月からは個人事業主としての収入以外ないのだ。
ただ、これは入金があった分だけで、
売掛金(売れた分で入金がないもの)が3,627,813円もあります。
これは取次と直販を合わせた分だけど、取次分は返品が来たらその分がマイナスになる。
たぶん多くても返品は80~90万円分くらいだから、270~280万円くらいはいずれ手元に入ってくる売上なのだ。
だから、ひとり出版社をやって、1900円の本を5000部くらい売ると、300万円以上利益が出たよ!
