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ヒヤヒヤの本場チーズフォンデュ

スイスに行ってきたよシリーズ ④


前回の記事で予告していた「人生初のチーズフォンデュ」。
ついに本場の味を体験してきました!

日本のチーズフォンデュって、ウインナーやブロッコリーなど、色々な具材を食べるイメージありませんか?
でも、本場スイスのチーズフォンデュはとってもシンプル。基本的には「じゃがいも」と「パン」だけなんです。日本のものは日本風にアレンジされたものだったんですね。

そして、お鍋の中には大量のチーズと白ワインが入っています。
大人はワインを飲みながら、チーズを絡めて食べるのですが、お酒の風味がかなり強くて、子どもにはちょっと大人の味すぎたようです(笑)。

恐怖の「くるくるルール」

本場のレストランで食べるチーズフォンデュには、恐ろしい(?)ローカルルールが存在します。

それは、「鍋の中にパンやじゃがいもを落としたら、罰ゲーム」というもの。

先が長い専用のフォークにパンを刺して、とろとろのチーズの中に入れてくるくると回して絡めるのですが……もしも途中でパンがポロッと落ちてしまったら?
なんと、そのレストランでの「テーブル全員分のお会計を全額払わなければならない」というルールがあるそうです!

パンの先っぽが落ちる=罰ゲームで全額おごり。
これを防ぐために、みんなヒヤヒヤしながら、超真剣にチーズをくるくる回して食べなければなりません(笑)。スイス人も落としてたので、笑いが起きて楽しかったです!

美味しいけれど、スリル満点。そんな本場の洗礼を受けたチーズフォンデュ体験でした。


鍋でも、口に運ぶ時も、ダブルくるくるしながら食べます


そしてもうひとつ、今回の旅でとても印象に残っているのが「スイスの動物たち」のことです。


動物が、逃げない!?

スイスを歩いていて、ふと気づいたことがありました。

動物たちが、全然逃げないんです。

道端にいる鳩も、鳥も、そしてなんと水族館の猿までも。人間が近づいても、バサバサッと飛び立ったり、警戒して逃げたりしない。ただ「あ、人間が通るのね」という感じで、ゆったりとそこに居続けるんです。

これって、すごくないですか?

動物が人間を恐れないということは、それだけ「人間から危害を加えられた歴史がない」「追い払われない」という絶対的な安心感がある証拠だと思います。街全体の空気が穏やかで、人々の心に余白があるからこそ、動物たちものびのびと共存できている。

「動物が逃げない国」って、なんだかすごく豊かで優しい国だなと感じました。


カメラ目線いただきました!


メスは絶対に国外に出さない。スイス製の犬

現地で聞いた、ある「犬」の話がとても印象に残っています。

スイスの国犬「セントバーナード」のお話です。
日本人にとってセントバーナードといえば、大きくてモフモフな「アルプスの少女ハイジ」のヨーゼフでしょうか。

そのセントバーナードはまさに「Made in Switzerland(スイス製)」。スイスの誇りとして大切に守られていて、血統を厳格に管理するために「メスは決してスイスの外には出さない(輸出しない)」という独自の厳しいルールがあるそうです。

血統を国の中できちんと守り継いでいく。
「スキー板を間違える人はいるけど、泥棒はいない」という治安の良さもそうですが、スイスという国は、自分たちの大切なものを自分たちの手でしっかり守る、という信念がとても強い国なのだと実感しました。


北海道の牛のルーツは、スイスだった

もうひとつ、動物にまつわる驚きのお話を。

アルプスの山といえば、首にカウベルをつけた牛たちの姿が思い浮かびますよね。あのスイスの牛たち、実は日本と深〜い繋がりがあるんです。

なんと、日本の北海道にいる牛たちの多くは、スイスの牛がルーツ(祖先)なのだとか。スイスの牛が日本に輸出され、あの北海道の広大な牧場で今もその命が受け継がれている。

遠く離れたスイスの山奥で草を食む牛たちを見ながら、「君たちの親戚が、日本の北海道にいるんだよ」と思うと、なんだか急にスイスが身近に感じられました。


余白のある暮らし

逃げない鳥たち、大切に守られる犬、そして日本と繋がっている牛。

スイスの動物たちを見ていると、この国の人々がどれだけ自然や命をリスペクトし、心に余白を持って生きているかが伝わってきます。

スマホで調べれば「スイスの犬種」も「牛の歴史」もすぐに答えは出ます。でも、日本にいるとまずその検索ワードすら思い浮かびません。現地に出向き、五感で感じ、現地の人から直接そのエピソードを聞く。これこそが、旅の醍醐味です!

チーズフォンデュの罰ゲームで大笑いしたり、のんびりした動物たちに癒やされたりと、自然と動物と人が心地よく共存するスイスをたっぷり感じた思い出でした。

最後にクイズです。
これなんだと思いますか?

ハチなどの虫の住まいです。各家庭のお庭においてありました。

虫にも優しいスイス


シリーズ続きます。
次回も旅の振り返りをお楽しみに!


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