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一番好きなのは、取っておいた

こどもえいご代表の松谷愛です。仕事の選び方について考えてみました。


若い頃の私は、1年に1回、仕事を変えていました。

とっても飽き性です。

ゴルフ場、不動産屋さん、空港、製造メーカー…色々と渡り歩いてきました。

2つの好きで得意なこと

ひとつめは、スノーボード。高校の卒業旅行で初滑り。もうこれが本当に大好きで大好きでたまらなかった。毎週のようにボードを持って日帰りでゲレンデに通ってました。

ふたつめは、英語。なぜか分からないけど、英語の音に惹かれてしょうがなかった。英語がかっこいい、と心から思っていました。

24歳のとき、スノボもしたい、ついでに英語も学べると思ってカナダにワーホリで行きました。その後オーストラリアでも働きました。日々英語を使うなかで、本当に「英語が話せる」感覚が育っていきました。

帰国した時、ふと気づきました。

「あれ、私、得意なことが2つもあるかも」

スノボ か 英語 か

一番好きなことを仕事にしたら幸せになれるかもと考えました。

でも私は、逆を選びました。

一番好きなものは、取っておこう。

スノーボードを仕事にしてしまったら、雪山で滑ること自体が「労働」になる。そうなると、楽しさが消えていくんじゃないか。スノーボードと、英語。優劣つけ難いですが、やっぱり一番好きなスノーボードを、そんなふうに変えたくなかった。

だから2番目に好きな英語を、仕事にすることにしました。


念願だった「スイスでスノボ」が叶いました

教えるとは思っていなかった

貿易事務、海外営業事務、通訳翻訳など、仕事で英語を使っていました。まさか、教えることになるなんて、考えてもいませんでした。

ところが帰国後、母の友人から「英語を教えてもらえないか」と頼まれました。

英語は話せる。でも「どう教えたらいいか」はわからない。それでも、引き受けてみました。

そこから、全国200校以上の英語教室に「研修させてください」とメールを送りました。返事をくれたのは、1校だけ。新潟の英語教室でした。

ありがたいことに、そこで講師としての土台が作ることができました。

飽き性の私が、初めて続けられた仕事

気がつけば、英語講師になって16年が経っていました。

これまでだったら、1年で「飽きた」と思っていたはずの仕事。それなのに、英語に関しては「飽きた」が来ない。次から次へと、発音、教え方、生徒さんとの関わり、新しい工夫、クリエイティブに考えることが尽きないんです。

振り返ると、「1番好きなものは取っておこう」と思って2番目を選んだあの日の判断は、間違っていなかったんだと思います。

スノーボードは、今でも一番好きです。仕事にしなかったから、今も純粋に楽しい遊びのままでいてくれている。

英語は、2番目だったから、仕事として続いたかもしれません。

(ちなみに、長男・長女は好きなものを最後まで取っておく傾向があるそうです。私は4人兄弟の長女なので、もしかしたらそういう習性なのかもしれません。それで言うと、英語講師という2番目の選択を、今もずっと美味しく食べ続けている感じです。)


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