へんな音を出して、笑う
7月に始まったところの発音スピーキング講座の2回目の集まりでのこと。
はじめに、感謝の瞑想と、チェックイン。この1週間どうだったかを、それぞれ話してもらいました。聞いていると、みんなそれぞれのところで、何かに気づきはじめているのが分かります。
日本語と英語では、使う口や喉の筋肉がまるで違います。そのことに、やってみて初めて気づいた、という人がいました。声を出すと、頭の別の場所が動いている感じがする、と言っていました。
音だけをずっと真似していたら、あるとき意味がふっと消えて、音の並びだけが残った、という人もいました。「あれ、意味どこいった?」って。でも、それでいいんです。赤ちゃんが言葉を覚えるのは、たいていこの順番です。意味の前に、まず音。
教材の音を、ゆっくりと普通の速さで聞き比べて、その差にびっくりしていた人。ユニットをいくつも一気に進めた人もいれば、まだ「面白い」のフックを探している最中の人もいます。ペースも、面白がり方も、人それぞれでいい。
後半は、みんなで口を動かしました。鼻をつまんで声を出すと、どうなるか。アヒル口。「jump」の「ju」は綴りにつられて「ジュ」と言いたくなるけれど、ほんとうは「ジャ」に近い。thとsの、息のスピードを速く出すために口で作る空気の穴の大きさの違い。浮き輪と、自転車のタイヤ。
けっこう変な音を出します。音を出すために、けっこう変な顔になります。それでもうまくいかなくて、笑う。私も一緒に笑う。それでいいんです。こどもえいごは、これがいちばん大事なところだと思っています。頭で覚えるより、体で動かして、笑っているうちに、すっと入っていく。こどものように。大人だって、もとはこどもです。
最後のチェックアウトで、ある人は「朝いちばんに学習アプリを開くことにします」と言っていました。ある人は「頑張らず、遊ぶようにやります」と。
英語って、たぶん、こういうところから始まります。うまく言えなくて、笑って、もう一回やってみる。それだけです。もし、いま英語に苦手意識があるなら、それはきっと、まだこの「笑える場所」に出会っていないだけかもしれません。
次のZoomセッションはお盆明け。それまでは、学習アプリ上で交流しながら日々少しずつ学び合ってまいりましょう!
もし、また英語を始めてみようかなと思ったら、ご自身の英語ののびしろを、こんな診断でのぞいてみてください。
