発達グレーゾーンに気づくまで 私の体験記前編

呼吸ができない私が、それでも生きてきた理由
―いじめ、発達グレーゾーン、そして今を生きる私の記録

導入文

これは、私自身の実体験の記録です。
いじめ、孤立、人間不信、引きこもり。
そして今、生きているという事実。

誰かの正解ではなく、
ただ「私に起きたこと」を、そのまま書き残します。

同じように苦しんでいる誰かに届くことを願って。

プロローグ

息が、吸えない。

それは突然やってくる。
仕事中でも、誰かと話している時でも、一人でいる時でも。
場所も、タイミングも、選んでくれない。

「大丈夫?」と聞かれたこともあった。
でも、何が大丈夫で、何が大丈夫じゃないのか、自分でもわからなかった。

誰かに話せば楽になるだろうか。
そう思ったこともあった。
けれど、話した先に待っているのは「気休め」だけで、結局また一人に戻る。

だから私は、息を殺して、感情を殺して、ただやり過ごすことを選んだ。

幼少期の出来事が、今の私を作ったのかもしれない。
過去にいじめを受け、安全な場所でさえ強い恐怖や不安を感じるようになった。
そこへ行くこと自体が耐え難い苦痛となり、最初は欠席が増え、やがて外出することが難しくなった。

いじめによって自尊心が深く傷つき、
「自分には価値がない」
「また同じことが起こるのではないか」
という思いから、人と関わることや社会へ出ることへの恐怖が生まれた。

これが発達障害に影響を及ぼしているのではないかと、私は考えている。
ただ、診断を受けていないため、今の私はグレーゾーンであると思っている。

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