5年生が書く物語 第41話 落とし穴(カバ編)その3
ここまでの話のあらすじ
カバは、相棒的存在であるサンバルマンというお化けとともに落とし穴に落ちてしまった。そこは、1999年のカバの町だった。カバは、落とし穴にもう1度入れば戻れると考え、落とし穴に入ってみたら、そこは、地球だった。その日は、1999年の大みそかで、地球が滅亡する日だと考えられていた。カバは、宇宙船に乗って、逃げたものの、ブラックホールに引き寄せられてしまった。
「うわーーーーーー」
カバが意識を取り戻すと
「なんで、生きれんたんだ?」
とサンバルマンに聞いた。
「それは、俺はお化けだから死なないし、お前は、俺の中に入ったから生きられたんだろう。」
サンバルマンが言った。カバは、サンバルマンの中に入ることが出来るのだ。と、そこに落とし穴があった。落とし穴の中には、2126年動物星と書いてあった。
「ここの穴に入れば、今度こそ帰れるんじゃない?」
カバは、そう言って、穴の中に入ってみた。サンバルマンも続けて入る。しかし、辿り着いたのは、変な世界だった。
「ブラックホールのそとにも、動物星という星があって、そこの2126年なんじゃない?」
サンバルマンが言った。この時、2126年の動物人がいっぱい住んでいる動物性という穴が開いたのだが、サンバルマンは、しゃべっていたし、カバは、聞いていたから、そのことに全く気付いてなかった。そして、その穴はやがて閉じてしまった。
「君は変わった格好をしているねえ。もしかして、その横にいるのは、お化け?」
と聞く人がいた。
「こ、こんにちは。僕は、カバで、その横にいるのがサンバルマンです。」
カバが言った。
「へーー。まさかお化けを持っているなんて。私は、羊の黄メェーよ。この星は、お化けが1匹も住んでいなくて、みんなお化けに憧れてるの。私は、お化けの研究をしているのよ。良かったらこの街を探検していく?」
黄メェーにそう聞かれたので、カバは、落とし穴を見つけるのもかなて、探検していくことにした。
「へえー。未来から来たの。私もいつか行ってみたいわねー」
カバは、自分が未来から来たことなどを話した。
この町は、結構栄えていて、1999年にも関わらず、海の中で息ができるようになっていた。海の中には、変わった魚がいっぱいいて、中でも、カバが興味を持ったのは、デカアナゴだ。チンアナゴの、でかいバージョンみたいなやつなんだけど、重さが、1gしかなくて、1000kgの重りを持ちあげることが出来るのだ。
「帰れるんだったら、これを持ち帰りたいな。」
カバが言った。
「あ、そういえば、未来から来たって言ってたよね。あたしの友達に、未来のことを研究してる人がいるの。いろいろと聞いてみる?」
カバは、どうしても、未来に変えるヒントを探したいので、ついていくことにした。
