小林賢太郎氏のル・コントもう一度みたい
好きなことを思い出したら…
好きなことを思い出すと、芋づる式に好きなことを思い出す。
クローゼットの整理をしていたら、ライブDVD・VHSが出てきた。
もうVHS見れる機器は我が家にないのだけど、捨てられない。
ラーメンズのVHS。
私は、ラーメンズが好きだ。
学生時代のときは、小さなテレビ画面で何度も何度もラーメンズのライブを見ていた。
一人暮らしのアパートで、部屋を真っ暗にしてみるのが好きだった。
なんか、劇場のような雰囲気で。
いつも変な(失礼)世界に引き込まれる。
小林賢太郎氏は現在、舞台演出などのお仕事をされていて、演者として舞台に立つことはない。
でも、小林賢太郎氏が手掛けた舞台、映像作品には、その随所に小林賢太郎氏がいる。
食い入るように、小さな画面で、何度も見てきた、あの動き、言葉、音楽が。
見に行かねば。
そう思って、スマホでさっさと検索する。
今は便利だね。
小林賢太郎氏の舞台がちょうどあるではないか!
好きを思い出すのに、思い出に浸っているだけではもったいない。
感じにいかねば、今の好き、を。
ル・コント「この世界に19文字の文章など存在しない」
(以下ネタバレあります)
私の席は二階席、会場が広く見渡せる。
早めに着席してパンフレットを読む。
小林賢太郎氏の近影などをみて、ひとしきり感動する。
あっという間に開演時間になり、
会場が暗転する。
一瞬にして漂う、緊張感と期待感。
たくさんの人が、同じ舞台を見つめている。
自分の好きなものを同じく好きな人達がこれだけたくさん集まっている。
なんだかじわ~っと何度も湧き上がってくる、幸福感。
開演。
平均年齢が高い座組なので…ってパンフに書いてあったのに、
序盤からフルスロットル。
「このあと大丈夫??」って、野間口さん。
なだぎ武さんが自由に楽しんでいる(ように見える)時、
他の演者さんの表情をオペラグラスで見る。
思わず笑ってしまっていたり、微妙な表情をしていたり。
片桐仁さんを見ていて、思わず笑ってしまう(ようにみえる)小林賢太郎さんの表情を、楽しみに見つめていたように。
でかい水ようかん受け止める、うらじぬのさんがかわいい。
西遊記w
その道具で西遊記に見えちゃうとは思わなかったけど、
そういわれたらもうそうとしか見えない魔法w
すこたろう、好こ。
健やかに太郎ですこたろう。
衣装が似合いすぎている異世界間流通取締委員会。
石川啄木がここに入ってくるの?
ちょっとせつなくなっちゃったよ。
大人になったな。
最後の平原さんのダンス、
「お前これ見えてるからな」って野間口さん
これ、最後まで美しく不思議な感じで終わるのかなって思ってたら、
見えてたんだ!と思ってw
最後まで好きだったなぁ。
あそこにもここにも小林賢太郎さんがいた
ほこさきさんを感じた瞬間もあったし、
演者の指先やつま先にそれ感じることも。
学生の時、小さいテレビで夜中に一人で見ていた世界を、
今こんなに広い舞台で、たくさんの人と見ている。
あの時の夜中の静かな時間とリンクして、
あ、これってエモいってことなのか。
用法に自信のないアラフォー。
あれから時間がたった。
”今の私”も、”今の小林賢太郎氏”がやっぱり好きだなぁと思った。

