『言葉に紡がれた想い』
言葉を紡ぐ — 「行ってきます」に込められた温かな祈り
みなさん、こんにちは。
わさびです😊
今日はちょっぴり、素敵なお話をさせてください✨
普段、私たちが日常的に何気なく使っている挨拶。
それがどんな意味を持っているか、考えたことはありますか?
今回は、毎朝のように交わす
「行ってきます」と「行ってらっしゃい」について
素敵なお話を聞いたので、紹介させてください。
実はこの何気ない二つの挨拶には、
日本語ならではの美しさ🍁と温かな祈りが凝縮されています。
単に出かける・見送るという意味を超えた、
言葉の構造と歴史から見えてくる「言葉の深み」をご紹介します。
1. 言葉の構造:「往復」を前提とした約束
日本の挨拶は、出かける側と見送る側が
「対(ペア)」になっているのが大きな特徴です。
■「行ってきます」(行って + 来ます)
本質: 「行って、そして(無事に)帰ってきます」
単に「行く」という離脱だけで終わらせず、
「来る(帰る)」という未来の行動をセットにすることで、
出かける側が「必ず戻ってくる」と約束する言葉です。
■「行ってらっしゃい」(行って + いらっしゃる)
本質: 「行って、(無事に)帰っていらしてください」
「いらっしゃる」は「行く・来る・居る」の尊敬語。
送る側の「無事に行って、無事に戻ってきてね」
という敬意と祈りが込められています。
英語の "See you" や "Have a nice day" も素敵ですが、
日本の挨拶は「無事に往復して再会すること」を前提とした、
とても深い約束で結ばれています。
2. 起源と歴史:命がけの旅と言霊(ことだま)
なぜ「帰ってくること」まで言葉に込めるようになったのでしょうか?
その理由は、日本の歴史と古代の信仰にあります。
【命がけの旅と「言霊」の力】
江戸時代以前、
移動や旅は病気や天候悪化と隣り合わせの「命がけの行為」でした。
また、古代日本には
「口に出した言葉が現実になる」
と信じる言霊思想がありました。
そのため、
単に「行きます」と言うのは「二度と帰らない」ことを連想させ、
とても縁起が悪いとされていたのです。
そこで「行って、来ます(帰ります)」
と未来の無事をあらかじめ言葉にすることで、
不吉を払うおまじないにしました。
【武士の作法から日常語へ】
かつて武士の時代には「行って参ります」など、
より厳格な言い回しで交わされていました。
それが明治時代以降、
社会の変化とともに親しみやすい
「行ってきます」「行ってらっしゃい」
として庶民の間に定着していったのです。
おわりに
毎朝当たり前のように交わしている挨拶は、
古くからの「大切な人に無事でいてほしい」
という願いと愛から生まれた、温かな約束です。
そう思うと、いつもの一言が少し愛おしく、温かく思えてきますよね😊
今日も大切な人へ、心を込めて送り出してみませんか?
今日も素敵な一日を💖
行ってらっしゃい✨
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