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歌詞「日本国憲法」と、もうひとつの物語

誓いとしての歌、日常としての映像

政経お歌チャンネルで紹介している私の歌「日本国憲法~戦争からこの国を守る誓い」に合わせて、新たにアナザーストーリーを作り、動画のイラストの中で紹介しています。

原曲の歌詞ので伝えたい中心にあるのは、
「戦争だけは起こさせない」
「同じ悲劇を繰り返さない」
という誓いです。

戦争へと国を傾けようとする力。
それに気づかないまま巻き込まれていく人々。
奪われていく自由。
踏みつけられていく幸せ。

歌は、その流れを正面から見つめながら、
だからこそ今、声を上げて守り抜こうと呼びかけています。

一方で、動画のイラスト中の物語(アナザーストーリー)では、同じテーマを少し違う場所から見つめています。

そこにあるのは、政治の大きな言葉ではありません。海辺の町に暮らす人々の、ささやかな日常です。

いつもの青空。
窓から見える海。
遠くから食事を運んでくる船。
温かい食卓。
誰もが疑うことなく続いていくと思っていた、穏やかな暮らし。

その「当たり前」が、ある日突然ではなく、静かに、少しずつ失われていく。

イラスト中の物語では、その痛みを描いています。

歌詞は、戦争へ向かう力に対して、外側から声を上げるものです。
社会に向かって、今の私たちに何ができるのかを問いかけています。

イラスト中の物語は、戦争に巻き込まれていく人々の内側から、
何が奪われていくのかを見つめています。

誰かの食卓。
誰かの思い出。
誰かの夢。
誰かの未来。

戦争が壊すものは、遠くの戦場だけにあるのではありません。
それは、私たちが普段あまりにも当たり前だと思っている日常そのものです。

歌詞が重きを置いているのは、「誓いを守る意志」です。

戦うために生まれたのではない。
同じ悲劇を繰り返してはいけない。
あの痛みの後に刻まれた誓いを、今こそ守らなければならない。

その強い意志を、言葉としてまっすぐに届けようとしています。

それに対して、イラスト中の物語が重きを置いているのは、「守られるべき日常」です。

青空があること。
食事が届くこと。
家族や町の記憶が明日へ続いていくこと。
声を出して笑えること。
色のある風景の中で暮らせること。

それらは、失われてから初めて大切さに気づくものかもしれません。

だから、この歌詞とイラスト中の物語は、別々のものではありません。

歌詞は、誓いを語ります。
イラスト中の物語は、その誓いによって守りたい日常を描きます。

歌詞は、立ち上がるための言葉。
イラスト中の物語は、忘れないための風景。

この二つを重ねることで、
「平和を守る」とはどういうことなのかを、
少しでも身近に感じてもらえたらと思っています。

平和とは、抽象的な理想だけではありません。

いつもの青空があること。
温かい食卓があること。
海の向こうから船が来ること。
人々の声が町に残っていること。
思い出と夢が、明日へつながっていくこと。

その当たり前を守るために、
私たちはこの誓いを、もう一度胸に刻みたいと思います。

歌の言葉、イラスト中の物語

この国を戦争に 傾けたい力が 揺れる政治を 静かに動かす
はじめから結末は 見えているのに
人々は騙され 泥の底へと沈む
どれだけの心を傷つけても どれだけの自由を奪っても
どれだけの幸せを踏みつけても 戦いは終わりを見せない

だから戦争だけは 起こさせないように
この国の誓いを 思い出そう
戦うために 生まれたんじゃないと
拳を握りしめ 立ち上がろう

ある朝目覚めたら 無数のドローンが いつもの青空を覆いつくし
君の食事を 乗せた船は 閉ざされた海の前で 立ち尽くす
どれだけの思い出を壊されても どれだけの後悔を引きずっても
どれだけの夢を引き裂かれても 戦いは終わりを見せない

だから同じ悲劇を繰り返さぬために この国の誓いを この胸に
あの痛みの後に刻まれた誓いを 今、声を上げて守り抜こう

だから戦争だけは 起こさせないように
この国の誓いを 思い出そう 戦うために 生まれたんじゃないと
拳を握りしめ 立ち上がろう 

だから同じ悲劇を繰り返さぬために この国の誓いを この胸に
あの痛みの後に刻まれた誓いを 今、声を上げて守り抜こう

「日本国憲法~戦争からこの国を守る誓い」歌のことば

かつて、この海辺の町には「当たり前」という名の幸福がありました。
いつもの青空の下、遠くから食事を乗せた船が静かに波をかき分けてやってくる。

それは、誰もが疑わなかった穏やかな日々の風景でした。
終わりは、大きな音を立ててやってくるわけではありませんでした。
見えない力が静かに海を閉ざし、人々の日常を少しずつ泥の底へと沈めていきました。
初めから結末は見えていたはずなのに、誰もその静かな変化に気づけなかったのです。

やがて、いつもの青空は冷たい雲に覆いつくされました。
港で立ち尽くす船は、二度と動くことはありません。
自由が奪われ、ささやかな幸せが踏みつけられていく中、町から「色」と「声」が消えていきました。
ただ、深い悲しみだけがそこに残りました。

長い痛みの果てに、私たちはようやく気づきました。
深く刻まれた痛みは、誰かを傷つけるためにあるのではありません。
この手は、争うために生まれてきたわけではないのです。
痛みは、二度と同じ悲劇を繰り返さないための教訓となりました。

だからこそ、私たちはこの胸に誓いを抱きます。
あの痛みの後に刻まれた、平和への静かな祈りを。
いつもの青空と、温かい食卓を、今度こそ守り抜くために。
悲しみを越え、声をあげて、この誓いを未来へと繋いでいきます。

「日本国憲法~戦争からこの国を守る誓い」イラスト中の物語

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