App Toolkit アップデート:Templatesタブ(新機能)を公開しました
はじめに
開発案件を多く担当していると、同じ会社の中でもアプリごとにコードの書き方がバラバラなことに気づきます。
中には、すでに kintoneの推奨構文から外れた書き方をしているケースも少なくありません。
イベントハンドラの書き方が統一されていない
同じ目的の処理でも構文が人によって違う
サンプルコードをそのまま流用して動かなくなっている
そんな現場を見て、「正しい書き方を共有する仕組みが必要だ」と感じました。
ただし、ドキュメントを整備したり教育を繰り返すだけでは根本的な解決にはなりません。
そこで、「コードそのものを“正しい型”として提供する」
という発想から生まれたのが、今回の Templatesタブ(新機能) です。
Templatesタブとは?
Templatesタブは、
「CONFIGを書き換えるだけで使える構成」を中心にした
初心者にも安心なJSテンプレート管理機能です。
App Toolkit 上で完結するため、
kintoneのレコード画面を開いたまま、コードを編集・保存・実行できます。

もうGitHubを開いたり、ファイルを探す必要はありません。
開発が“ブラウザの中”で完結します。
機能一覧

Templates / Snippets / Documents の違い

実際の操作イメージ
1️⃣ App Toolkit を開くと「Templates」タブが追加されています。
2️⃣ GitHubリポジトリのテンプレート一覧が自動で読み込まれます。
3️⃣ クリックすると右ペインの MonacoEditor にコードが展開。
4️⃣ そのまま編集して「💾 保存」「⬇ ダウンロード」「➕ 挿入」から選択。
Snippetsは既存コードに追記でき、
DocumentsはMarkdownとしてその場で読み書きできます。
開発思想:「生成」ではなく「支援」
App Toolkit のテンプレート機能は、AI生成や自動埋め込みではありません。
“正しい書き始めを支える”ことを目的としています。
CONFIGだけ編集すれば動くシンプル構造
kintone標準APIのみ利用(外部依存ゼロ)
すべてのコードにコメント付きで理解しやすい
つまり、「正しい型」を共有するための仕組みです。
現場で書かれるJSを、少しずつ統一・再利用できるよう設計しています。
まとめ
Templatesタブは、“見る”から“書く”への架け橋。
これまで分散していたテンプレート・スニペット・ガイドを、
kintoneアプリ内で一元管理できるようになりました。
App Toolkit は、
「現場の可視化」→「開発支援」→「開発体験そのものの改善」へと進化しています。
次回は、生成したテンプレートをそのまま AIに接続して最適化する実験機能 を予定しています。
引き続きアップデートをお楽しみに!
🔗 GitHub リポジトリ
https://github.com/youtotto/kintone-app-toolkit
追加してほしいテンプレート・スニペットがあれば、
Issue やコメントでぜひ教えてください。
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