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【ほろむすの物語①】ぎゅっとできない、わたしたちへ。少し握りそこねたおむすび「ほろむす」の物語

#創作大賞

1. ぎゅっとできない、わたしたちへ


朝起きてから夜眠るまで、私たちは無意識のうちにたくさんの「正解」に囲まれています。


SNSを開けば、美しく整えられた「丁寧な暮らし」や、色鮮やかで完璧な「キャラ弁」、若くして成功を収めた誰かの眩しい日常がタイムラインを埋め尽くしています。それらを目にするたび、「自分もちゃんとしなきゃ」「もっと頑張って綺麗な形にならなくては」と、胸の奥がキュッと締め付けられるような焦りを感じることはありませんか。


仕事も、プライベートも、人間関係も、すべてを丸く綺麗に収めようと気を張って生きている現代のわたしたち。完璧になれない自分を責めて、心の中で小さなため息をつく夜。



そんなあなたの深夜の台所に、そっと現れる小さなお守りのような存在がいます。


きちんとしたお弁当箱の真ん中には選ばれなかった、ちょっと握りそこねたおむすび。彼の名前は「ほろむす」です。



2. 誕生ストーリー「お弁当箱に、入れなかった日」


ほろむすは、ある穏やかな日の朝に生まれました。
炊飯器の底の方で少しだけ水分が多くなってしまったり、海苔を巻くときにちょっと手元が狂って破れてしまったり。ほんの少しの偶然と不器用さが重なって、彼は綺麗な三角形になれませんでした。


「あっちの綺麗なおむすびさんたちは、ピクニックの主役になれるのに……」

形が崩れてしまったほろむすは、ピカピカのお弁当箱の中に入れてもらうことはできませんでした。自分はどこか欠けているんじゃないか、誰の役にも立てないんじゃないか。ほろむすはいつも「八の字の困り眉」をして、自分の不完全さに自信をなくしています。



極度に不安になりやすい彼は、焦ったり悲しくなったりすると、ほっぺや手からご飯粒が「……ぽろっ」と落ちてしまいます。

「あぁ、また崩れちゃった……」

そう言って落ちたご飯粒を見つめるほろむすの姿は、まるで失敗して落ち込むわたしたちの姿そのものです。自分の形を保つのがやっとで、何ひとつスマートにこなせない。


けれど、ほろむすは知らないのです。お弁当箱の主役にはなれなくても、深夜の静かな台所で、あるいは少し寝坊した休日の遅い朝ごはんで、誰かのお腹と心をそっと満たし、張り詰めた心をほどいてきたのは、他でもない彼のような存在だったということを。


「ちゃんとしなきゃ」「崩れちゃダメだ」と自分を縛り付けてしまうとき、ほろむすはあなたの隣で一緒に「ぽろっ」と崩れてくれます。「完璧な形じゃなくても、ちゃんと美味しいんだよ」と、あなたの弱さをそのまま肯定してくれるのです。



3. お弁当箱の隅っこ組(プロフィールとなかまたち)


ほろむすの暮らす場所には、同じように「ちょっと訳あり」で、完璧な主役にはなれなかった愛おしい仲間たちが寄り添うように生きています。


「ほろむす」の紹介

🍙 ほろむす(Horomusu)
モチーフ:
ゆるく握られすぎた塩おむすび
性格: 優しくて一生懸命だけど、極度に自信がない。すぐ不安になる。
口癖: 「…ぽろっ」「また崩れちゃった…」
特技: 誰かの悲しい気持ちを吸い取って、温かくすること。
チャームポイント: いつも斜めにズレている海苔。シンプルな点と線の表情は、見る人のその日の心の天気を鏡のように映し出します。あなたが悲しいときは一緒に泣いているように見え、少し前を向けたときは一緒に微笑んでいるように見えます。


「しわうめ」の紹介

🔴 しわうめ(Shiwa-Ume)
モチーフ:
しわしわになりすぎた梅干し
特徴: 天日干しの時間が長すぎたのか、しわしわで酸っぱくなりすぎてしまい、誰にも食べてもらえずにお弁当箱の端っこに取り残されがちです。一見するといつも不機嫌そうでキツく見られますが、実は一番のしっかり者。焦ってご飯粒を落とすほろむすを、隣で「大丈夫、味は最高なんだから」と酸っぱくも熱い優しさで支えています。


「きれしゃけ」の紹介

🐟 きれしゃけ(Kire-Shake)
モチーフ:
綺麗な切り身になれなかった鮭の端っこ
特徴: お弁当のメインを飾る美しい切り身の「端っこ」として切り落とされてしまったキャラクターです。いびつな見た目にちょっぴりコンプレックスがあり、いつもどこか遠くを見つめています。けれど、実は脂が一番乗っていて食べると一番美味しい部分。「本当の価値は、目に見える形だけじゃない」ということを、言葉ではなくその背中で静かに語るクールな存在です。


4. わたしたちの暮らす場所「夜の台所」



彼らが肩を寄せ合って暮らしているのは、華やかなお花見のレジャーシートの上でも、高級なレストランのテーブルでもありません。
みんなが寝静まった静かな夜の台所や、古いアパートの片隅にある小さなちゃぶ台の上。それが彼らの大切な世界です。湯気の立つ温かいお茶を真ん中に置きながら、今日あった小さな失敗を打ち明け合います。


「今日も一日、うまく形を保てなかったね」

「いいんだよ、ぽろぽろ崩れるからこそ、誰かを安心させられるんだから」

完璧な社会からはみ出してしまったかもしれないけれど、不器用な者同士だからこそ分かる痛みを分け合い、お互いの凹みを優しく埋め合う。そこには、どこまでもミニマルで、どこまでも温かい時間が流れています。

日常のプレッシャーに疲れてしまったとき、この夜の台所のちゃぶ台を思い出してください。そこにはいつでも、海苔をズラしたほろむすと、しわしわのしわうめ、遠くを見るきれしゃけが、あなたを待っています。


他人の眩しい日常に焦りを感じて疲れてしまう夜には、こちらの本を。可愛らしい猫のイラストと共に、心を軽くするヒントがぎゅっと詰まっていて、モヤモヤした心をスッとときほぐしてくれますよ👇


あなたへのお願い


もしあなたも今日、完璧にできなくて「ぽろっ」と心が崩れそうな瞬間があったら、ぜひ下の【スキ】(ハートマーク)を押して、あなたのご飯粒をここに置いていってくださいね。ほろむすがそっと集めて、温かいお茶と一緒にあなたを温め直します。

この不器用な物語は、作者がたった一人で、大切に大切に育てています。
もし「ほろむすに会えて少し心が軽くなったな」「これからも応援したいな」と感じていただけたら、ぜひ【記事のシェア】であなたの周りの大切な人にも届けていただけると幸いです。

完璧じゃなくても、大丈夫。ぎゅっとできないわたしたちのままで、明日も小さく深呼吸して生きていきましょう。


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#創作大賞2026
#オールカテゴリ部門

ほろむすは、生成AIを活用して創作を行います。



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