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「巡ループ」で再確認/看護師を辞めた私が、自分を取り戻すまで


2025.12.31
Perfumeはこの紅白が最後で、休業するらしい。
デビュー当時、面白いダンスをする子たちだな
と思って見ていた。
嫌いではないけれど、
好んで聴くアーティストではなかった。
2曲目にかかったのが「巡ループ」。
何て読むんだ?と思っていたら、
流れてきたのは心に響くノスタルジックな
懐かしいメロディーと、
なぜか私に刺さる言葉の羅列だった。
気づいたら、頬に涙が流れていた。

何の歌かと思い、慌ててスマホを画面に向けた

「遠くのことばかり ずっと考えていた
未来の地図を広げ 焦る気持ちばかり」
メンタルを落として退職し、居場所を失った私は、
看護師の道を捨て、ハローワークに通っていた。

ハローワークに通う日々

未来の地図ではなく、あてのない地図を眺めるように、
求人情報をめくりながら、
必死で行き先を探していた。

看護師は嫌なのに、同じ仕事を探してしまう
就活で行き先に迷う

「変わり続ける季節のなかで
教えてくれた この時の輝き
何かに夢中になれる 心の炎を
いのちの火花を 抱きしめて」

冬に退職し、引きこもっていた


冬に退職し、引きこもっていた。
散歩した先で無人農家を見つけ、
昔あきらめた手書きPOPのボランティアを始めた。
春になると、社会の役に立ちたくてゴミ拾いを始めた。
好きだった野球観戦に夢中になっていたら
夏になっていた。
夢中になれることを続けるうちに、
少しずつ心が回復していった。
失業保険が切れる秋、週一からのバイトを見つけ
働き始めた。

「春の希望も 夏の涙も 秋の変わりも 冬の匂いも
それぞれ いつか 居場所を見つけて
あの日の僕たちが 巡ループ」

退職し、居場所を無くした


退職して居場所をなくした私が、
いろいろなことをし、行動する中で居場所を見つけ、
元の自分を取り戻していく過程と重なってしまった。

「変わり続ける季節の先で
見つけてくれた 一瞬のまたたき
何かに夢中になれる 心の炎を
いのちの火花を 抱きしめて」


夢中にさせてくれたゴミ拾い。
そこから環境問題に興味を持ち
イベントにも参加した。
これは、私が「これが好き」と言える、
いのちの炎なんだと思った。


「春の不安も 夏の願いも 秋の笑顔も 冬の想いも
今でも 心を 色褪せないまま
あの日の僕たちが 巡ループ
春の希望も 夏の涙も 秋の変わりも 冬の匂いも
それぞれ いつか 居場所を見つけて
あの日の僕たちが 巡ループ」



悩みながらも、
こんなにゆっくり景色を見られたのは、
人生で初めてだった。

枯れ草しかなかった冬。
春になって見た菜の花や桜。
新緑の5月、紫陽花、ひまわり。
伸びるのが早かった雑草。
彼岸花、コスモス、ススキ。

1年間見た景色を思い出す


今年一年見たこの景色は、
きっと、ずっと色褪せない。

Perfumeはこの紅白でコードスリーブ(活動休止)
私の人生の節目となったこの1年を巡った
この歌を聴くたび、私は彼女たちを思いだすだろう
ありがとう、お疲れ様、ゆっくり休んでねとエールを送り、頬に伝った涙を拭った。





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